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口の中のいろいろな症状

exostosis.jpg 下顎の小臼歯(糸切り歯の奥の歯)の舌側の骨の表面に現れる骨の隆起(盛り上がり)です。正常な部位との境い目がはっきりと判ります。半球状のものからやや大きなものまでありますが、多くの場合は両側に出来ます。一個の場合や数個できる場合もあります。

 口蓋隆起と同じように痛みや感覚の異常が現れる事もなくすこしづつ大きくなっていきますが、あまり大きくなると話したり食事をするのに邪魔になる場合もあります。

 骨の隆起ですから押さえてみると硬く、粘膜が薄いので痛む事もあります。食べ物などが当たって潰瘍などを作ったり炎症をおこしている事もあります。特に義歯や歯の詰め物の型を採るときにトレーの縁が当たって痛む事があります。

 すこしずつ大きくなっていきますので、気がついた時にはかなり大きくなっている事もあります。これも一応、「良性腫瘍」に分類されますが、通常はそのまま経過観察をします。あまり大きくなって、食事や会話の妨げになったり、義歯の制作の邪魔になる場合は外科的に取り除きます。発生の頻度は男性より女性に多く、中年を過ぎてから大きくなる事が多いようです。また、家族的に見られる事が多いと言われています。

 表面に顆粒状の凹凸の肉芽や潰瘍がある場合、急激に大きくなった場合それに片方だけに大きな隆起がある場合は、扁平上皮癌や小唾液腺癌が疑われる事もありますので、気になるときは必ず受診してください。

palatal.jpg 上顎の真ん中に、現れる骨の隆起(盛り上がり)です。正常な部位との境い目がはっきりと判ります。ラグビーボールのような形(紡錘形)をしている事が多いのですが、結節状や扁平状の場合もあります。
 痛みや感覚の異常が現れる事もなくすこしづつ大きくなっていきますが、あまり大きくなると話したり食事をするのに支障が出る場合もあります。

 骨の隆起ですから押さえてみると硬く、粘膜が薄いので痛む事もあります。食べ物などが当たって潰瘍などを作ったり炎症をおこしている事もあります。

 すこしずつ大きくなっていきますので、気がついた時にはかなり大きくなっている事もあります。一応、「良性腫瘍」に分類されますが、通常はそのまま経過観察をします。あまり大きくなって、食事や会話の妨げになったり、義歯の制作の邪魔になる場合は外科的に取り除きます。

 表面に顆粒状の凹凸の肉芽や潰瘍がある場合や急激に大きくなった場合、扁平上皮癌や小唾液腺癌が疑われる事もありますので、気になるときは必ず受診してください。

 よくできる理由が判らないのにしつこく再発するのがアフタ性口内炎です。疲労、ストレス、ビタミン不足などが原因とも言われていますが、なにしろ理由が判らないのがアフタ性ですから、治療の決めてもありません。ケナログなどの塗り薬を使用すれば数日から1週間程で治りますが、また再発する事が多いです。レーザー照射による治療も効果的です。当院では炭酸ガスレーザーを照射して口内炎の表面に保護層を作る治療を行っていますが、ケナログだけの場合よりは早く治癒するように思います。

 ビタミンBは皮膚や粘膜を健康に保つのに役立ちますので、総合ビタミン剤を服用するのも予防や治療に役立つと言われています。また、アフタの部分に接する歯に汚れがついていたり、お口の中があまりに不潔だと治りが悪くなりますので、刺激しないようにそっとブラッシングしてください。

 ひどい口内炎が多発して、目や外陰部にも症状がある場合、ベーチェット病なども疑われますのです、数週間たっても治らない場合は、ぜひ受診してください。また、同じ場所に出来た口内炎が1ヶ月以上も治らない場合は口内炎ではない場合もありますので、早めに受診してください。まれな病気ですが、口内炎だと思っていたら口腔ガンであったという場合もあります。

 口内炎の中で炎症を起こしている理由がはっきりしているのがカタル性口内炎です。

 まちがえて頬を舌を噛んでしまって後が赤くただれている。
 虫歯や欠けて尖った歯が舌などを刺激して炎症を起こしている。
 中華街で熱い小龍包を食べて、口中を火傷して後が炎症を起こしている。
 宴会で飲み過ぎて胃が荒れて口内炎ができてしまった。

 などが理由として考えられます。また、鎮痛剤、リュウマチの薬、抗がん剤などで副作用として口内炎ができる場合もあります。


 原因を除去し、様子を見ていれば一週間から10日程で自然に良くなる事が多いようです。あまり長引いたり傷みがひどい時は塗り薬(ケナログ)を処方する事もあります。痛み止めはあまり効果がありません。逆に胃を荒らしてしまって口内炎が悪化する事があります。このような場合は抗潰瘍性の胃腸薬が効果があります。

 虫歯や欠けた歯が刺激している場合は早期に歯の治療が必要です。慢性的に刺激が加わっていると悪性化する可能性があります。(ごくまれにですけれど)

 口内炎にはいくつもの種類があります。アフタ性、カタル性、ウィルス性、カンジダ性、アレルギー性等々。アフタ性とカタル性がほとんどですが、他の種類の口内炎を診る事もあります。それぞれに治療法が違うのですが、ちょっと見ただけで一般の方が見分けるのはまず無理です。我々が見ても鑑別が難しい場合もありますので、対症療法を取りながら経過観察をして最終的な鑑別診断を行う場合もあります。

 ほとんどが歯科の治療分野ですが、はしか、しょう紅熱、手足口病などのウィルスが原因のもの、潰瘍性大腸炎、ベーチェット病、クローン病など自己免疫疾患が原因とされるもの、それに白血病の初期症状として現れるものは内科や小児科の専門医の治療が必要になります。

 また、口腔ガンの初期症状が口内炎と良く似た外見や症状を示す事もありますので。注意が必要です。