まだ、風邪でちょっと頭痛がするのでロキソニンを服用しました。ロキソニンはよく使われる薬ですので、多くのジェネリック薬品が発売されています。
最初に莫大な研究費を使って開発したのが「先発品」です。一定期間は特許に守られて独占的に販売できます。特許が切れた後から別会社で先発品を作っちゃうのがジェネリック薬品です。薬剤の一般名 「gereric name」で処方される薬ですから「ジェネリック薬品」と呼ばれます。調味料のグルタミン酸ソーダがgeneric name、「味の素」が商品名、昭和4年に特許が切れて他社が作ったジェネリック調味料?がジェイティフーズの「旭味」というような関係です。
特許が切れたあとからゾロゾロ出てくるので「ゾロ」と呼ばれていると、学生時代に大学病院の薬剤師さんから教えてもらいました。最近では「ゾロ」というと感じが悪いので「ジェネリック薬品」という呼び名を浸透させたいらしく、黒柳徹子さんを使ってテレビでCMをやっていました。
三共のロキソニンが歯痛に適応拡大というニュースを見てロキソニンのゾロ(ジェネリック)を調べてみたらこんなにありました。まさに、ゾロゾロ出てきます。
ロキソニンの一般名は「ロキソプロフェンナトリウム」 です。
先発薬品
ロキソニン錠、ロキソニン細粒(三共)
一般名そのまま/ちょっとひねり系
ロキソプロフェンナトリウム錠「クニヒロ」60mg(皇漢堂製薬)
ロキプロナール錠(寿製薬)
ロキ○○系
ロキペイン錠60mg(共和薬品)
ロキ+ペイン(痛み)?
ロキソマリン錠(大正薬品)
ロキフラン錠、ロキフラン細粒(長生堂製薬)
ロキソート錠(日新製薬)
ロキフェン錠60mg(龍角散)
勝手に名前つけました系
シラブル錠(大洋薬品)
ロルフェナミン錠、ロルフェナミン細粒(日医工)
オロロックス内服液60mg(太田製薬=テイコクメディックス)
ロブ錠(大原薬品=旭化成ファーマ)
スリノフェン錠(グレラン製薬=武田薬品)
レトラック錠60mg(三和化学)
ロゼオール錠、ロゼオール細粒(辰巳化学)
ケンタン錠、ケンタン細粒(メディサ新薬=沢井)
ウナスチン錠(メルク・ホエイ)
リンゲリーズ錠(陽進堂=日医工=テイカ製薬=小林製薬)
カンファタニン錠(東和薬品)
comfortable=楽になるからでしょうか?
社名をつけました系
コバロキニン錠(小林化工)
ツルメリン錠(鶴原製薬)
あまりにいろいろあって、全部は覚えることができません。もっとも、アメリカのようにジェネリックネームで処方するのが一般的になってくれれば、患者さんが先発品かジェネリックかを調剤薬局で選択できますし、ややこしい商品名を覚える必要もなくなるかもしれません。
ただ、医療関係者はジェネリック=ゾロという悪いイメージがあるので、あまりジェネリック品を好まない方もあります。以前、セファクロル(先発品:ケフラール)のジェネリックでエリカナールというのを処方したら、薬剤師さんの患者さんから「これは一般名なんですか?」と聞かれたので「セファクロルですよ。」と答えたら、「ああ、ケフラールのゾロですね。」と言われてしまいました。最近、先発品と薬価もあまり変わらなくなってきたのでジェネリックは院内処方では使っていません。


暖炉の上には山水画の掛け軸。なかなかおしゃれな部屋です。暖炉の上の山水画とテーブルの上の碁盤がなかなかキッチュな感じです。