戦艦ミズーリといえば、東京湾で日本の当時の全権代表、重光葵が太平洋戦争の降伏文章に署名した場所として有名ですが、1994年の退役後、真珠湾に永久係留されて戦艦ミズーリ記念館となっています。
Google Earthで解像度一杯まで拡大して見ると合計9門の16インチ砲と湾岸戦争の時に実際に使用した巡航ミサイルトマホークの発射管まではっきり見えます。16インチ砲は射程距離が40km、トマホークは1600km、実に40倍です。湾岸戦争の時は実際に28発のトマホークを発射したそうです。
降伏文章に調印した場所は当時の写真を見ると2番砲の右舷の甲板のようです。その場所には記念のプレートが甲板に埋め込まれています。さすがにGoogleEarthでも見ることができませんが、もしかするとかすかに見える白い点がプラークかもしれません。3番砲の右舷には第2次大戦中に特攻機の零戦が突入しています。ちょうど四角いトマホークのランチャーがあるあたりでしょうか。零戦の爆弾は不発でしたので、当時のパイロットの遺体は甲板に投げ出されました。ミズーリの当時の艦長のキャラハン大佐は、海軍葬の礼をもって遺体を弔ったそうです。捕虜を虐待したり、裸にしてデジカメで写真を撮ったりしちゃうのと同じ国とは思えませんね。
GoogleEarthをインストール済みの方はここをクリックしてkmzファイルをダウンロードしてください。ダブルクリックするとGoogleEarthが起動して、戦艦ミズーリーの画像にFly toします。右斜め上には真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナが見えます。太平洋戦争の始まりと終わりの場所が並べてあるわけですね。

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