エンジェルストランペットでティーンエージャーが瀕死状態

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2週間前、フロリダ州に住むディビッド・オブライアン・テーラー君(17)はインターネットのウェブサイトで見つけたレシピを見て、フロリダではありふれた植物、エンジェルストランペットの花か葉から作った「お茶」を飲みました。目的は「ハイになるため」だったようですが、多量に飲み過ぎたためか、心機能に異常を起こし生死の境をさまよっています。場合によってはペースメーカーの埋め込みが必要になるかもしれない状態だそうです。

 日本の高校生がエスエスブロン液一気飲みしてハイになっていた事件は以前、このブログでも紹介しましたが、アメリカでも似たような事をする若者がいるんですね。ドイツではエンジェルストランペット(別名:ダチュラ)の幻覚作用でとりかえしのつかない自傷行為を行った例もあります。日本でも薬草として栽培されていたチョウセンアサガオはエンジェルストランペットと同じ種類の植物です。 江戸時代の外科医華岡青州が、世界最初の全身麻酔による乳ガン摘出手術を行ったときに使用した麻酔薬「通仙散」の主成分は、チョウセンアサガオの葉とトリカブトの根を配合したものだそうです。鎮痛剤や麻酔薬を使用する時は私たち医療従事者でも使用量や作用について細心の注意を払って使用しています。興味本位で用いると容易に生命を脅かすような事態に陥りかねません。

 合法・非合法に拘らず、幻覚を生じるようなドラッグの類いにはぜったいに手を出さないほうが良いようです。

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このページは、院長が2006年1月21日 01:12に書いたブログ記事です。

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