2006年3月アーカイブ

dogpants.gif アイオワ州のCedar Rapidsの会社、Flat-D Innovationsから犬用オナラ消臭パンツが発売されました。『洗って再使用が可能な活性炭フィルタを内蔵。尾っぽを通す穴を開けるのに便利なガイドホール付き。弾力性のあるストラップでフレキシブルな装着感。サスペンダークリップでサイズ調整可能、オシッコやうんちのときも素早く脱着可能。特許申請中。』だそうです。

 うちのマシュマロも時々すごく臭いオナラをします。ちょっと良さそうな気もするのですが、ヒートの時のサニタリーパンツもすごく嫌がるので、まず自分で脱いでしまうと思います。

 この会社はよく見ると、人間用のおなら消臭パッドも発売しているようです。

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過敏性大腸炎の方などには切実な問題なのかもしれませんね。 

 新規に家庭用電話サービスを始めたイギリス郵政省が行った1500人への電話ユーザへの調査によるとイギリス男性の40%、女性の27%は裸で電話しているそうです。また、10%の人はあまりに忙しくてかかって来た電話をそのままほったらかしにした事があるそうです。
ABC News Online

 独身時代に一人暮らしをしていた時、風呂上がりや入浴中に電話がかかってくると、そのまま電話に出た事があります。だって、別にだれが見ているわけでもないし、一人暮らしの気楽さでした。冬場に長電話をして風邪をひいてしまった事もありました。でも、電話会社がこんな事を調査していったい何の役に立つのでしょうか?そちらのほうが気になります。

 別の調査ですが、全世界の在宅勤務者のうち約10%が、全裸で仕事をしているそうです。アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置く、ネットセキュリティなどの総合サービスを提供する会社が行ったアンケート調査の結果です。男性で約12%、女性で約9%の在宅勤務者が、全裸で働いているそうです。
(LiveDoor Newsより)

 そう言えば、村上春樹さんのエッセー村上朝日堂はいかにして鍛えられたかに自宅で全裸で家事をする主婦の話が出ていましたが、家で裸という人は意外に多いのでしょうか?

 ワシントンの17歳の少女リンジーさんは薬物を吸入して「ハイ」になり幸福感を味わっていました。一緒に吸っていた友達が痙攣を起こして倒れてしまった時も「この子とはもう一緒に吸わない」と思っただけで吸入を続け、友人を助けようともしませんでした。今ではリンジーさんは自分の過去を恥じているそうです。    National Institute on Drug Abuseによれば、家庭内にある化学物質を吸入して乱用しているのを見つけるのは非常に難しいそうです。Dr. Nora Volkowによると、医師でさえ吸入による乱用は見過ごしがちであり、昨年は青少年の10人に一人が吸入による乱用を行ったと推定されるそうです。いまでは中学2年生の間で乱用がひろがっています。

 溶剤やガスの吸入による乱用はアルコールによる酩酊と同じような状態を起こし、大量に吸引すれば鎮静、感覚喪失、意識の混濁なども引き起こすそうです。

local6.comより

 日本でもシンナーの吸引は大きな問題です。徐々に低年齢化が進んで来ているのもアメリカと同じです。さらにシンナーは覚せい剤などのハードドラッグへのゲーターウェードラッグであるという説もあります。

 また、日本での研究(第51巻 日本公衛誌 第12号 埼玉県下中学生における有機溶剤乱用に関する研究)では有機溶剤乱用へのリスクを高める要因として,常習的な喫煙行動,家族から喫煙を勧められた経験がある,夕食を一人で食べる頻度が高い,乱用現場を目撃した経験がある,友人に乱用者がいる等があるとしています。

 日本では学校の敷地内での禁煙化が進んでいるのですが、先生の隠れタバコによるボヤ騒ぎが続出!という現状です。喫煙 -> シンナー -> 覚せい剤というGateway drug theoryが本当なら、お願いですから先生は生徒の前ではタバコを吸わないで欲しいと思います。
 

 紆余曲折の末?王監督の率いる日本チームがWBCの初代王者となりました。FujiSankeiBusinessiには

日本のプロ野球は、球界再編問題や巨人戦中継の削減などファン離れが懸念されています。世界的にも五輪種目から外れるなど逆風が吹きます。しかし、今回の盛り上がりは、野球の支持層が潜在していたことを意味します。
とありましたが、確かにここ30年ぐらい野球の中継を見なかった私も久しぶりに野球の中継を見てしまいました。

 Businessiの別のブログには

 スポンサーをまとめた「電通」では、「『疑惑判定』『奇跡の決勝トーナメント進出』『三度の日韓対決』といった波乱があり、野球の面白さが存分に盛り込まれた展開となった。来年はもっとスポンサーがつくのでは」という。
と、ありましたが、残念ながら来年はありません。次回開催は3年後です。

 今回の大会では特にイチロー選手の発言がいろいろと取り上げられました。一部では行き過ぎという批判もあるようです。日本に住んでいる時はあまり意識する事はないのですが、外国で暮らしていると良きにつけ悪しきにつけ自分が日本人である事を強烈に意識するようになります。ちょっと過激に見える今回の発言の数々も、なんとなく理解できるのですが、中には過剰反応した国もあったようですね。

 外国のプロ選手は試合の前に相手を挑発するような事を言ったりする事も多いのですが、度を過ごさなければ盛り上げるのは格好の材料かもしれません。今回の「30年間は、、」発言は私は許容範囲内だと思います。

 ネブラスカ州オマハのKETVのサイトを見ていたらこんな記事がありました。

 Monte Bowman(モンテ・ボウマン)さんはカンシルブラフスでPhotoblockerを販売する予定にしています。この製品はカンシルブラフスに設置されているred-light cameraに対してナンバープレートを「見えなく」する効果があるそうです。カンシルブラフスには5つの交差点に7台の監視カメラが設置されていて、赤信号を無視するとフラッシュが光ってナンバープレートの写真を撮ります。だれが運転していたかに関わらず、車のオーナーには$65の罰金の請求書が郵送されてきます。

 自称「ビジネストラブルシューターでリビジョニスト」のボウマンさんによると、運転者に拘らず車のオーナーが罰金を払うカンシルブラフスの法律は「アンフェア」だとしています。

 Photoblockerはインターネットで$38ほどで入手可能です。メーカーのPhantom Plate社によるとPhotoblockerをナンバープレートにスプレーすれば交通取り締まりカメラのフラッシュを反射してナンバープレートを読めなくする効果があるそうです。

 郡検事のMatt Wilber(マット・ウィルバー)さんは「交通取り締まりの違反切符が存在する限り、レーダー探知機とかナンバープレートホルダーとかこの種のペイントとかでなんとかしようとする人が必ず出てきます。Photoblockerを使うと『ナンバープレートの毀損』で$10の罰金になる可能性がありますが、実際にはPhotoblockerは透明なので検挙するのは難しいと思います。でも、言わせてもらえば、これは本当に役に立つんですかね?ぜんぜん役に立たなかったり、効果を大げさに宣伝しているようであれば検事局は詐欺での立件にも興味を示すかもしれませんね。」と言っています。

 ConsumerWatchチームはカンシルブラフス警察と2日間の実験を行いました。Photoblockerが本当にナンバープレートを読めなくできるかどうかを調べるため、7番街と Willow通りの交差点を封鎖して警察車両が故意に赤信号で交差点を通過しました。撮られた写真を確認したところ、Photoblockerをスプレーする前も後もすべての写真ではっきりとナンバーが読み取れました。

 ConsumerWatchチームのシグモンドさんがPhotoblockerのメーカーに電話してこの結果を伝えたところ、「警察はこの製品が通用しないように機械を改良しようとしている。この製品の効果は100%ではないかもしれないが、1回罰金を逃れられたらそれで充分元は取れる筈だ。」との事でした。

 実験に立ち会ったChad Meyers巡査は「確かにスプレー缶に書いてある通りにちゃんと使ったのは確認したよ。単に役に立たないという事だね。」と言っていました。

 Photoblockerの缶には「この製品の効果を100%保証するものではありません。返品はうけつけません。」と書いてあります。

 カンシルブラフスの警察は昨年の8月にカメラを設置してから5ヶ月で5万ドル以上の罰金を課したそうです。設置した時のニュースを見るとカンシルブラフスの監視カメラは日本のオービス(速度取り締まりカメラ)とは違って可視光のビデオカメラみたいです。Photoblockerはあくまでも可視光は透過しますので、普通のビデオ監視カメラには効果がなくて当然ですね。日本でも通販で入手可能ですが一本8000円程するようです。

 成分が気になるところですが、日本ではNTTが屋外の通信設備を太陽熱から守るために赤外線反射塗料を作っています。可視光は100%透過しながら、赤外線は最大80%反射します。塗料のみの販売はせず、塗装施行のみを請け負うシステムらしいですが、車のナンバープレートを持って行っても塗ってはくれないと思います。
redlightcam.jpg やはり安全運転が一番ですね。
 

松下電器産業は17日、ハイビジョン(HD)画像をデジタル録画できるハードディスク(HDD)内蔵型ケーブルテレビ(CATV)受像機「TZ-DCH2000」を発表しました。
250GBのHDDによりHD画像約23時間が録画できるほか、2基のチューナーを搭載しているので、これまで不可能だった裏番組の録画もできる優れものです。
FujiSankei Businessiより

 リース価格は、これまでのCATV受像機に比べて800円程度高くなる見通しとの事ですが、ちょっと便利そうな気がします。熊本ケーブルネットワークでも導入されるように期待してますが、録り貯めても時間がなくて結局見ないかもしれません。

MacintoshファンがIntel MacにWindows XPを読み込ませることに成功し、約1万4000ドルの賞金を手にしたようだ。
 ここ数日の間、「narf」というハンドル名を使うある人物が技術的に困難な偉業を達成したとの話が流れていた。Flickrには写真も掲載され、大きな議論が巻き起こっていた。しかし、narfの手法を再現しない限りコンテストの終了を正式に宣言することはできなかった。
 だが米国時間16日、このコンテストの終了が宣言され、優勝者が発表された。
CNET Japanより

 CNETにはつい最近、Intel MacでWindowsは動くのかで、

パソコン用としてはもっとも普及したこれらのOSを同一マシン上で動かす至福の境地に至るのは、想像するよりはるかに難しいことだ。

という記事がでていました。否定的な意見が多いなかでなんだかやけにあっさりと解決されてしまいました。

 コンテストの主催者のウェブサイトと5つのミラーサイトは一時アクセスが集中して繋がらない状態でした。公開された手順を複眼中心様のサイト日本語訳して公開されています。そんなに難しそうではありませんが、日本語版のXPではインストールを終了できないそうです。

 さっそく、試してみたいのですが、、、、まずはIntel Macを買うところからはじめなくてはいけません。

 愛国者(Patriot)ボブ・デービッドソン審判がまたやってしまいました。

 米国、またも“誤審” 闘争心に火をつけたメキシコに屈する

 初戦の日本戦、誤審騒動で始まった米国の2次リーグは、最終戦でも“誤審”が影を落とした。3回裏メキシコの攻撃、この回先頭のバレンズエラの打球はライトポール際へ舞い上がり、打球はグラウンドへ跳ね返った。一塁塁審の判定はインフィールド・プレー。その瞬間、メキシコベンチから監督が飛び出し塁審の元へ駆け寄り猛抗議。VTRでもリプレイが繰り返され、打球はライトポールに直撃する本塁打だったことが判明。米国戦で再び下された“誤審”の当事者、一塁塁審は日本戦で球審を務め、ミスジャッジの末に判定変更した、あのボブ・デービッドソン審判だった。日本戦で騒動を引き起こした同審判が重要な一戦で、再びのミスを繰り返してしまった。
 LiveDoorNewsより


 VTRで見てもこんなに明白な"誤審"(Misjudge)である上、それを認めないし訂正もしません。日本のメディアは"誤審"としていますが、明らかに意図的な"不正行為"(Intentional wrongdoing)だと思います。日本は前回の試合の判定に対して質問書を送ったそうですが、ボイコットも辞さないという強い姿勢で望んで欲しかったです。

 呆れた事に、今度の韓国戦の主審もボブ・デービッドソンだそうです。もし韓国に不利な誤審があれば、「もの言う」韓国では日本の比ではない大変な騒ぎになるのではと思います。

 ある作家がGoogleを相手に起こした著作権侵害裁判で、このほど連邦裁判事が作家側の訴えを却下し、Googleの勝訴が決まった。この作家は、自分のUsenetへの書き込みをGoogleが長期保管し、検索結果のなかに自分のウェブサイトの一部を表示させていたことが著作権の侵害にあたると主張していた。
CNET Japanより

 さすがにキャッシュを著作権侵害と言われるとどうかとは思います。

 この作家は自分のサイトのBBSに批判的な書き込みをされ、削除したのですが、それがキャッシュに残っていたので腹を立てたようです。私も自分で書いたけど自分で納得いかずに書き換えたページが、運悪くいつまでもキャッシュに残っていて悲しい思いをした事がありました。

 こんな時はgooleの「キャッシュページを削除」を参考にして削除してもらえば良いのですが、削除されるのは次のロボットの巡回の時です。もっと急いで削除してしまいたいときは「URLの削除」というのもあるようですが、私は使った事がありません。
 
 実は「確率」と「確立」を変換ミスしてちょっと恥ずかしかった程度だったので、消えるまでひたすら待ってました。

 カリフォルニア州に住むLeo Williamsさんがイタリアンレストランでマコニッティを食べていた時、熱せられたパスタの皿に焦げ付いたチーズの中にキリストの顔が浮かび上がってきました。

「食べ始めるまではこれが何だかはっきりと判らなかったんだ。それで店の人を呼んで見てもらったんだけど、ただビックリしてたね。それから店中の人が皿を見に集まって来たんだ。みんなビックリしてた。みんなカメラを取り出して100人もの人が写真を撮ったよ。」

ウィリアムスさんによると、そのランチ以来、生まれてからずっと患っていた胃の慢性疾患が治ったそうです。

local6.comより

 写真が出てましたけど、ずいぶんとマンガぽいキリストです。
jesusdish.jpg

 マコニッティは茹でた太いマカロニ(manicotti)の中にリコッタ、モッツェレラ、パルメザンなどのチーズ、それにバジルやほうれん草などの具を詰めたものです。これにマリナラソース(ピザソース)をかけてオーブンで焼きます。最後にモッツェレラチーズをたっぷり乗せて軽く焦げ目がつくまでもう一度焼きます。焼きたてはかなり熱いです。アメリカの大学のカフェテリアの「本日のスペシャル」にたまに出てました。具はほうれん草とバジルを除けばチーズばかりですので胃にもたれます。ウィリアムスさんの胃が治ったのはマコニッティを全部食べずに残したからではないでしょうか?

 以前、「金物屋さんにキリスト降臨」のエントリーにも書きましたが、キリストやマリア様は定期的にいろいろな場所に現れるようです。金物屋さんの鉄板は結局、$1,575.00でゴールデンパレスカジノが落札しました。

 Golden Palace Casinoと言えば、勝手にオンラインカジノソフトをインストールするadwareで有名ですが、悪質カジノとして評判が悪いようです。ebayで次々と変な物を落札していますが、どうも宣伝のためのようですね。

VISAジャパン協会(栗山道義会長)は、三井住友カード(栗山道義社長)が05年12月に開始した決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」のクレジット決済サービス「iD」の利用拡大を狙い、VISAジャパングループ加盟の各カード会社で加盟店開拓や会員募集を展開すると発表した。加盟店業務は各社順次開始し、会員募集については5月下旬を予定している。
CNET Japanより

 うちの診療室にはすでに先週ぐらいに三井住友カードから案内が来ていたので、申し込んでおきました。もちろん、加盟店のほうです。手数料は普通のクレジットカードと同じです。これは業種によってずいぶん差があるらしく、レストランなどでカードを出すと手数料を代金に上乗せしようとしたり、数千円の決済だと断られる事もあります。これは加盟店との契約違反ですが、あまり徹底していない事も多いようです。

 iDが普及すれば遅れていた小額決済のカード化が進むかもしれません。ただ、Mobile SuicaとElioとiDに登録した携帯をうっかり失くしたら、大変なことになりそうです。

 以前、このブログでもInterl Mac でWindowsという話題をとりあげましたが、CNET Japanにこういう悲観的な見解が出ています。

Macファンの間には、Windowsの次期バージョンが現行の「Windows XP」よりも簡単にMac上で動かせるようになるという、かなり大きな期待がある。これは、Windows VistaがMac OS Xと同じく起動の仕組みとして「Extensible Firmware Interface (EFI) 」を採用することになっているからだ。これまでのWindowsは起動時に「Basic Input Output System (BIOS)」を利用している。

 だが、AppleのCameron Esfahani氏(シニアソフトウェアアーキテクト)は、EFIをサポートするのはVistaの64ビットチップに対応したバージョンだけだと自分は理解していると述べた。それに対して、いまのところ、Intel Macはどのモデルも32ビットチップを採用してる。

 当地で開催されたIntel Developer Forumのこのセッションのなかで、「Intel MacでWindows Vistaが動くかどうか」と尋ねられたEsfahani氏は、「私はそうは思わない」と答えた。

 詳細を読んでみると、Intel MacでWindowsを起動するためにはかなり大きな障害がありそうです。Windows XP on an Intel Macのサイトではすでに最初にIntel Macの上でWindows XPを立ち上げた人に支払う懸賞金が$12,598になっています。このままでは誰も貰えないのかもしれません。

 もちろんすでにある技術であるVirtual PCがさらに高速に動いてくれればあまり問題は無いように思います。現時点でもMac OSXとWindows XPを同一マシン上で起動してシームレスにデータのやり取りは可能なのですから。

 それより、安価の自作のPCの上でMac OSXを起動させるほうがずっと現実的な価値がありそうなのですが、それについてのコメントはさらに悲観的です。

 AppleはMacユーザーが自分のマシンでWindowsを動かそうとしたり、実際にそうすることを邪魔したりはしないが、正式に(Windows を)サポートすることもないと言っており、Esfahani氏も話のなかでこの点を明言した。一方、他社製のハードウェア上でMac OS X を動かすことについては、Appleはこれを禁じる対策を講じている。

 やはりダメですか。OS X for PCを発売すれば結構売れそうな気がするんですけど。

 ムーアの法則をご存知でしょうか。「18-24ヶ月ごとに集積回路の実装密度が倍になる」というものです。現在のCPUの密度は90nm(ナノメーター)から65nmへ移行しつつあり、新しい45nmチップも開発が順調だそうです。

 ただし、45nmのチップが実用化されたとしても、ムーアの法則が正しければ2年後には23nm、4年後には12nmとどんどん集積密度が上がって行き、12年後には1nmになってしまいます。1nmと言えば分子の直径と変わらない大きさになってしまいますので、それ以上集積度を上げるのは無理です。

 そこでIntelはこんな手段に出ました。

Intelは、今後10年間にわたってパフォーマンスを向上させるべく、チップを何層にも重ねる技術を採用する可能性がある。Intel Developer Forum(IDF)で同社幹部が米国時間3月9日に明らかにした。

 技術戦略ディレクターのPaolo Gargini氏は、マルチコアプロセッサ間の信号の移動距離を短縮する目的で、チップを積み重ねるための新しい研究を発表した。Intelの製造関連研究の大半と同様に、同社は、ムーアの法則の寿命延長に向けた万能薬として同アプローチの採用を決定しているわけではない。しかし、将来のチップパッケージング技術の選択肢の1つとしてこの新しい研究に注目している。

CNet Japanより

 発熱の問題が大きそうですが、どんどん重ねて行くと最後にはチップがCubeになってしまうかもしれません。速度の問題を考えるとチップ内の配線を短くしたほうが有利ですから、真ん中に冷却チューブの通った円形のチップなんてのが実用化されるかもしれませんね。

 円形配線と言えば昔のスーパーコンピューターCRAY-1が有名です。1976年当時、最速のCRAY-1の処理能力が160メガFLOPSだったのですが、現在の最速のBlue Gene/Lはなんと280.6テラFLOPSです。実に100万倍以上の差があります。
 Wikipediaで調べてみると実は最近の家庭用ゲーム機自体もかなり高性能です。

# プレイステーション2: 6.2GFLOPS
# プレイステーションポータブル: 2.6GFLOPS
# ゲームキューブ: 13.0GFLOPS
# Xbox 360: 1TFLOPS (予定・システム全体)
# プレイステーション3: 2TFLOPS

 すでに、持って歩けるPSPでさえ、CRAY-1の150倍の処理能力があります。CRAY-1の価格が当時32億円ちょっと、一方のPSPは電源まで買っても24000円を切っています。価格あたりの処理能力で考えるとムーアの法則は倍数ではなく、指数級数的な増え方ですね。

 可愛いクーちゃんのCMで有名なアイフルですが、結構あこぎな事をやっていたみたいですね。

[過払い]アイフルを一斉提訴 30道府県の債務者300人
 消費者金融大手「アイフル」やグループ会社に利息制限法が定めた金利を上回る利息を支払わされたとして、全国の債務者が10日、同社などを相手取り、過払い金の返還などを求める訴えを大阪地裁など各地の地裁・簡裁に起こした。同日中に30道府県で約300人が提訴し、請求総額は約3億円に上る見込み。
Livedoor NEWS

 民放TVのニュースではおそらく簡単にスルーされてしまうと思います。「報道の正義」は大スポンサーの前には無力ですから。

 最近はスキミングの被害なども多くなっているので静脈認証による生体識別装置の開発が進んでいるようです。

赤外線カメラによる静脈認証で従来は機器の小型化で「指」の日立が一歩リードだったのですが、富士通も機器の面積を従来の4分の1の35ミリ角に小さくすることに成功しました。パソコンや携帯電話への搭載を目指し、世界展開も図っているそうです。
FujiSankeiBusiness i

 保険証のカード化が進んでいますが、中には他人の保険証を持って受診しようとする方がいます。受付で、「○○様」とお名前をお呼びしたら一瞬、戸惑われます。それにどう見ても保険証の年齢と本人の見た目が違います。問診表の生年月日と保険証の生年月日が違う場合もあります。よほど怪しい場合は仕方なく「失礼ですが、これはご本人の保険証ですか?」と聞くと、「友達のを借りて来た」とか「兄弟の保険証を持って来た」と堂々と言われる方があります。

 「他人の保険証を使って受診をすると「詐欺罪」になる場合がありますよ」とお話するのですが、きょとんとされる方もあります。保険証の貸し借りは貸したほうも借りたほうも犯罪になりますが、あまりこの事を理解されていない場合も多いようです。保険証は保険者との契約ですから本人しか有効ではありません。他人の定期券を使うと違法乗車になるのと同じですね。(定期の期間X区間の運賃X3倍支払う事になります。)

 また、仕事を辞めて無効になっている保険証を持って受診される場合もあります。これも故意にやれば犯罪です。また、これは必ず保険者から患者さんへ通知が来ますので最終的には全額を負担する事になってしまいます。

 保険証もカードにするなら静脈認証や有効期限のデータも入れていただけると有り難いのですが、そのうち実用化されるかもしれませんね。

 昨日、「過去55年間で最低 - アメリカのタバコ消費量」というエントリーを書いたのですが、今日はもう一つ過去55年間で最低を記録した話を見つけました。

内閣府がまとめたわが国の貯蓄率は、最新の2004年度で2・8%になったという。何と55年ぶりの低水準だ。貯蓄率はこれまで、一時期を除いて10%台で推移し、高度成長期の1970年代半ばには20%を上回っていた。「日本は貯蓄超過国だ」という常識が定着したのも当然のことであった。  しかし、その常識は完全に過去のものとなろうとしている。成熟化に伴って経済が伸び悩み、高齢化が進展する中で貯蓄率は低下傾向をたどっている。00年度はかろうじて7・6%だったが、年を追うごとに5・1%→4・5%→4・1%→2・8%と低下。00年以降はドイツやフランスの水準をも下回っている。
FujiSankeiBusiness iより

 木村剛氏はその原因としてゼロ金利政策や勤勉に貯蓄する団塊の世代のリタイア等をあげています。団塊の世代がリタイアして趣味や旅行に貯蓄を使うのはお金の循環という観点からは悪い事ではないように思います。

 では貯蓄をしない若い世代はどうでしょうか?第一次大戦後のドイツの兄弟の寓話を思い出します。

兄はぐうたらで毎日ビールを飲んでは空き瓶を庭に埋めていた、弟は勤勉に働いては貯蓄をしていた。第一次大戦の後のインフレが来て弟の預金は紙くず同然、兄は庭に埋めた空き瓶を売って大儲け。

 日銀は量的緩和の解除を発表しましたが、このあとコントロールされたインフレに以降するのか、制御不能なハイパーインフレに突入するのか誰にも判りません。単に預金をする事さえもリスクになる可能性もあると思います。

 National Association for Attorneys Generalの調査によると2005年のア米国内のタバコ消費量は過去55年間で最低を記録しました。これは8年前にタバコ業界団体と締結した数値目標より21%も低い数値です。昨年の米国のタバコ販売量は3780億本で1951以来もっとも少ない本数でした。一方、米国の人口は55年間でほぼ倍になっています。
 全米の団体は「タバコを未成年者に販売しない」という小売業者との間の同意を徹底しようとしています。また、検事総局は年齢確認を行わずにタバコを販売するインターネットタバコ販売業者を起訴しています。
 米国では毎年、タバコによって40万人もの人が死亡しており、これらの多くは避ける事が出来た筈の死です。
 local6.comより

 2004年の日本の年間タバコ販売量は2926億本(国産2133億本・外国産794億本)同年末の日本の総人口が1億2773万人ですから一人当たりの年間販売量は(未成年者も含めてですが)2291本です。一方、米国のタバコ販売量が3780億本、総人口は2億8100万人(2000年)ですから一人当たり年間1345本です。実はアメリカ人より日本人のほうがずっと一人当たりの消費量が多いのです。

 日本には明治33年(1900年)に公布・施行された未成年者喫煙禁止法」という法律があります。実に106年前の法律ですが二度の改正を経て現在も公布時の趣旨は変わりません。未成年者の喫煙を禁止するだけではなく、親には「未成年者の喫煙を止める義務」、たばこ類を扱う販売業者等には、「未成年者が自ら吸うたばこ類を販売してはならない義務」を定めています。ところが、日本ではタバコの自動販売機が野放しの状態で、未成年がタバコにアクセスするのは容易です。アメリカ人の友人が日本に来て酒とタバコの自動販売機にはびっくりしたと言っていました。未成年者の喫煙や飲酒を禁止する法律がありながらつい最近まで事実上野放しでした。

 先日、飲酒・喫煙で問題になった駒大苫小牧の野球部員たちも「売る側」の大人がきちんと年齢確認をしていれば、甲子園出場辞退には至らなかったかもしれません。また、未成年者の喫煙は将来の麻薬の常用などに繋がるgataway drugとしての危険性も指摘されています。健康日本21でも数値目標として未成年者の喫煙0%としています。

 また、タバコは様々な病気の原因となる事が判っていますが、歯科では特に歯周病の大きなリスクファクターとなります。治療の為には禁煙をお願いしたいのですが、タバコの依存性が大きな問題になります。最近も重度の歯周炎の患者さんに喫煙と歯周炎の関係についてお話しして、できれば禁煙をとお願いしたのですが、「タバコ止めるぐらいなら死んだほうが良い」と言い放たれてしまいました。

 これには患者さんの意思が弱さではなく、ニコチンの中毒性の強さを感じました。喫煙開始年齢が早いほど依存性が高くなるという研究もあるようですので、若年者の喫煙だけは減らしたいものです。

タバコ止めますか、それとも自分の歯で噛むのを止めますか

 学校からデトロイト美術館を見学に来ていた12歳の少年が、口から噛んだガムを取り出してHelen Frankenthaleの1963年の作品"The Bay"の左下の角のあたりに貼付けました。幸いカンバスの繊維には張り付きませんでしたが、化学変化によって25?硬貨ほどのシミが残ってしまいました。
 美術館の補修課ではどの溶剤を使うべきかを決めるため、ガムの化学成分を調査しています。美術館は2週間程で補修を終わり"The Bay"の展示を続けられると予想しています。
 Holly Academy の責任者、 Julie Kildeeによると、少年は現在私立学校を停学になっており、両親からも厳しくしかられているそうです。「この子はまだ12歳であり、この事件が起こるまで自分が何をやったのかを理解していないと思います。でも、この子も今は事態の深刻さを充分に理解していると思います。」とKildeeさんは述べています。
CNN.COMより

 デトロイト美術館には10数年前に行った記憶があります。確かゴッホの自画像があったと記憶しています。19世紀の終わりに設立された美術館で、景気がよかった頃にフォード家の後押しもあり、ヨーロッパ絵画のすばらしいコレクションがあります。現在のデトロイトは自動車産業の斜陽化とともに治安が悪化し、中心部に行くのは命懸け?だと脅かされました。

デトロイト市における2003年の殺人件数は361件であり、全米10大都市の中における人口10万人当たりの殺人件数は、デトロイトが39人とワースト1位であった。デトロイト市と東京都の犯罪発生率を比較すると、デトロイト市は、殺人に関し、東京都の40倍、強盗は80倍、侵入盗は50倍及び自動車盗は120倍となり、高率で犯罪が発生している。
デトロイト領事館のHPより  余計に治安が悪化しているみたいです。中心部からスラム化が進み、昔の大きな邸宅が荒廃し、高級住宅地は郊外へと移動しています。スラムが広がると高級住宅街の端の家から郊外に転居し、そこがスラムになるとその近隣の家が転居するという状態を目の当たりにしました。まるで、腐海に飲み込まれてゆく森のようです。

 美術館も周りを危ないエリアに囲まれていますので、警備にはお金がかかっているように思います。

 そう言えば、デトロイトで買ったT-Shirtsにはこんなロゴが入っていました。
DETROIT, No Place for Wimps (デトロイト、臆病者に居場所は無い)

 質素なベルギー人がオランダのスーパーマーケットを悩ませています。ベルギーで大量の空ペットボトルを集めては国境を越えてオランダのスーパーに持ち込み、0.25ユーロ(約35円)のデポジットを受け取っているのです。
 この仕組みはオランダのコカコーラ社が最近、ベルギーで用いられていたのと同じボトルを使い始めた事にあります。オランダではコーラのボトルに0.25ユーロのデポジットが課せられているのですが、ベルギーにはありません。
 コカコーラ社のスポークスマンは「そのような事実があるようですが、大量にというわけではありません。」と述べています。新しいボトルの導入と同時にオランダでのコカコーラ社の製品価格が30-40%引き上げられました。この2年間コカコーラ製品を自社ブランドと同じ低価格で販売していたオランダのスーパーマーケットとの価格競争にコカコーラ社が終止符を打とうと目論んでいるのです。
 一方、オランダスーパーマーケット業界団体CBLのスポークスマンは「突発的な事態にすぎません。だれも空きボトルで億万長者にはなっていませんが、間違いなくスーパーマーケットの頭痛の種です。」と言っています。
 TBO.com AP NEWSより

 オランダ人=ケチという固定観念がありますが、そのオランダ人を悩ませるベルギー人とは、上には上がいるものです。デポジットを払っていないのに、デポジットを貰うのはいけない事ですが、実はアメリカの大学にいるとき、私も同じような事をやってました。

 私がいたオマハはネブラスカ州の一番東の端に位置しています。隣はアイオワ州で、カンシルブラッフスという町と接しています。当時、アイオワでは炭酸飲料のアルミ缶一個に5セントのデポジットを課していました。区別するためにアイオワのデポジット付きの冠には" IOWA 5? REFUND"と刻印してありました。ところが、結構な確立でアイオワのデポジット缶がオマハに出回っていました。おそらく、配送の時に混ざったりするのだと思います。
 大学のオフィスで個人の飲み物は2ダース入りの箱で買って、各自冷蔵庫で冷やしていました。空き缶はリサイクルボックスに放り込んで、溜まったところでリサイクルセンターに持ち込みます。ポンド(450g)当たり幾らかで買い取ってもらっていました。その中に" IOWA 5? REFUND"冠を見つけると、別に分けておいてカンシルブラッフスのスーパーに持ち込んで5? のデポジットを貰ってました。2週間に一度、研究室のメンバー全員に2個ずつおやつのドーナツを買うぐらいのお金を稼いでました。ただ、当時、ドーナツ2ダース買っても3ドルぐらいだったと思います。

 これもいわゆる裁定取引(アービトラージ)の一つですね。

 コネチカット州に住むトーマス・ハーリィさんは勤め先のハーディズ・ハードウェアショップでトラックから荷物を降ろしていました。その時、トーマスさんが目にした不思議な物とは、キリストの顔が現れた薄板鋼鈑だったのです。それからというもの、トーマスさんと同僚のジョナサン・ジャクソンさん(18)はこの鉄板を同僚や店のお客さんに見せたり、この鉄板を持って近所のヘアサロンへ「巡礼」に出たりもしました。
トーマスさんによると何人かはキリストに見えるというトーマスさんに同意しましたが、数人の人はキリストよりThe Doorsの伝説のボーカリストジム・モリソンに見えるという意見でした。
eBay Business Opportunitiesより

 先ほど、ebayの問題のオークションを見ましたが、32件の入札があって$1,025.00 の値段がついていました。あと、3日ほど期間が残っていますので欲しい方はお早めにどうぞ。  以前にもマリア様が浮かび上がったチーズケーキが290万円で落札されたりしたので、お金目当てに出品したんでしょうね。アメリカのタブロイドペーパーを見ていると定期的にキリストやマリア様、それになぜだかエルビスプレスビーの顔が浮かび上がったパンケーキなんかが掲載されます。日本だとなぜだか観音様の姿が浮かび上がってしまうのと同じですね。

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キリスト(想像図)と問題の鉄板とジムモリソンです。どちらかと言うと私には心霊写真に見えます。
ちなみにキリストの絵は「俺が本当にブッシュと口が悪いチーニーを支持していると信じてるのか?」と言ってます。

 オハイオ大学の構内で "this bike is a pipe bomb" (この自転車はパイプ爆弾です)と書いたステッカーを貼った自転車を警官が発見、大騒ぎになりました。警察がこの自転車を見つけたのは3月2日の早朝でした。警察は大学直営のレストランの周囲の道路を封鎖するとともに、104km離れたコロンバスから爆弾処理班が駆けつけました。爆弾処理班が通常は交通事故で車に閉じ込められた人を助けるのに使う油圧装置を使って自転車をバラバラにしましたが、爆弾はありませんでした。付近の封鎖は2時間後に解除されました。  生徒会長のテリー・ホーガン君はフロリダ州ペンサコラのパンクバンド this bike is a pipe bomb のファンはバンドに対する支持を表明するのにもっと気をつけるようにと呼びかけました。  大学の警備関係者は自転車の持ち主に事情を聞きましたが、後に釈放しました。警察はいまだに捜査中との事です。
 CNN.comより

 なんとも物騒な名前のバンド名ですが、一部では結構人気のようです。iTunes Music Storeでどんな曲だか聞いてみましたが、パンクバンドみたいです。高校時代に「高校に爆弾を仕掛けた」というイタズラ電話があり、物理学教室で実験していたら警察の方が爆弾の捜索においでになって、かなり胡散臭い目で見られた記憶があります。たしかに、ハンダ付けしてましたが、作っていたのはマイクロコンピューターでした。


 フェアトレード(fair trade)という言葉を最近よく聞くようになりましたが、ご存知でしょうか。日本でこの活動を行っている 特定非営利活動法人 フェアトレード・ラベル・ジャパン に説明があります。

フェアトレードのマークのついた製品は、環境に優しい農業やよりよい組合の運営などに取り組む生産者に対して、生産者が本当に必要な代金を前払いしたり、長期の取引を保障しているものです。定期的な収入を得ることによって、生産者は安定した生活を送り、それにより彼ら自身で社会を発展させ、また土や水に無理な負担をかけることなく良質な作物づくりに励むことができるのです。

 フェアトレードは、1960年代に、経済的、社会的に立場の弱い生産者に対して通常の国際市場価格よりも高めに設定した価格で継続的に農産物や手工芸品などを取引し、発展途上国の自立を促すという人道的側面が強い社会運動としてヨーロッパから始まりましたが、現在では、経済的、社会的、環境的問題のバランスをとる持続可能な発展のための社会的措置であると認識されています。

 ちょっと頭が混乱してきました。通常なら自国の政府が行う農業の保護や育成を他国の、それも民間団体がやっているように思えます。

 たとえばフェアトレードではコーヒー豆が有名なんですが、コーヒーは「国際市場価格」が下落を続けており、国際市場価格が生産者原価を割る状況だそうです。そこで、フェアトレードでは国際市場価格に上乗せした価格で買い取って生産者保護をしているそうです。では、何でコーヒーの市場価格が下がっているのでしょうか?このページに詳しい説明がありました。

 コーヒーの国際価格は、ずっと下がり続けており、今では1ポンドあたり50セントにもなりません。原因は、コーヒー豆の生産過剰です。1989年に、コーヒーの国際割り当て制度がなくなってから、世界的に生産量が増大しました。ベトナムのような新興産地が現れたことも、コーヒー豆の余剰、市場価格の下落傾向をより激しいものにしました。

 実はコーヒーは生産過剰なんですね。だから需給バランスが崩れて市場価格が下落しているのです。原価割れを起こしているのは生産や輸送コストが高くて他の地域に対抗できなかったり、気候や土壌や未熟な栽培技術の影響で高品質のコーヒー豆を産出できない地域が多いようです。

日本コーヒー協会ではこの状態を

言葉を変えて云えば、コストを下げられなかったり、或いは高値で売れる品が作れなかった生産者は、価格低下の影響をまともに受けて、最終的にはコーヒー生産を諦めるしかないということだ。これが構造的な過剰生産構造を解決するための唯一の方法のように見える。意地悪な見方をする人たちは、生産コストに見合うまで価格水準を持ち上げることは、調整を遅らせて結局は失敗に終らせるために、コーヒー社会の苦難を長引かせるだけだという。

 と、分析しています。結局、コーヒーは生産調整が必要な作物なのです。ここで、生産コスト競争に勝てずに脱落していくべき地域を助ける事は、その苦しみを長引かせるだけでなく、本来なら脱落すべき地域よりやや良好なコストで生産をしている地域を苦しめる事になると思います。だって、フェアトレードからお金が余分に支払われても全世界のコーヒー消費量は変わらないのですから、どこかのコーヒが余る事になります。なのに、フェアトレードの活動を見ていると、いままでコーヒー栽培を行っていなかった地域にもコーヒー栽培を広げたりもしているようです。

 なんだか活動の趣旨がよく理解できません。

 実はフェアトレードのコーヒーを買わなくても、簡単にコーヒー農家を支援する方法があります。それは、一日にもう一杯だけコーヒーを余分に飲めば良いのです。コーヒー消費量が上向けば国際価格も上昇してコーヒー農家にも「その競争力に見合った」金額が渡ります。幾分は中間業者の取り分に消えるかもしれませんが、フェアトレードなどの運営費に消える分を考えるとずっと効率的です。

 ただ、人間の嗜好品の摂取量には限りがあると思いますので、今度は日本茶や紅茶の生産農家に影響が及ぶ事は充分に考えられます。

 世の中、難しいです。

 歯科でもインプラント時の骨補填剤としてDFDBA(Demineralized Freeze Dry Bone Allogous)ヒト凍結乾燥脱灰骨を使う事もありますが(日本では薬事未承認)、アメリカでは整形外科で使われた骨補填剤の材料の入手先を廻って大変な騒ぎになっているそうです。

 米国メイン州の少なくとも14人の患者さんが北西部の葬儀屋さんから盗まれた遺体から作られた骨補填剤の移植を受けていた事が判明しました。ニューヨーク州の判事はこの件に関して先週4人を詐欺行為で起訴しました。盗まれた遺体から作られた骨補填剤が患者さんにどのような影響を与えるかはまだ判っていません。  問題の骨補填剤の未使用分はリコールされ病院から回収されました。すでに使用された分については使用した患者さんが特定され、本人に連絡をしたそうです。事実を告げられた患者さんの反応は「怒り」から「不安」まで様々だったそうです。患者さんは補填剤に病原性が無かったかを調べるために検査を受けているそうです。
 local6.comより

 歯科で使われているDFDBAは提供を受けたヒトのスクリーニングと骨組織の病理検査を行っているので感染性は無いとメーカーは説明しています。でも、歯科用のDFDBAの大手のPacific Coast Tissue BankのHPを探している時に見つけたのですが、ここも非営利団体と言いながら、なかなかアヤシイ会社だというHPがありました。
 実は同族会社で過去5年間に2480万ドルも一族に流れているとか、遺体一体で$26,600の利益があるとか、麻薬中毒者の骨を使っていたとか、肝炎の人から採取した骨を移植用に出荷したとか、ヤギの骨とヒトの骨を同じ冷蔵庫で保管していたとか、いろいろと書いてあります。FDAは「いままで別に問題が無かったから別にいいじゃないか」というスタンスらしいです。なんだかBSEの問題に対するアメリカ政府の対応そのままのようにも思えます。同様の理由で牛から作ったBi-Ossもちょっと信用できません。こちらもFDAは認可していますので、アメリカでは普通に用いられています。私は動物由来の材料は安全性が確立していないように思えて怖いので、βTCPのような化学的に合成された材料か患者さんご本人の自家骨を使っています。

 本来は日本で、本当に非営利の団体が集めた骨で骨補填剤を作る事ができれば良いのですが、「お骨」を大事にする仏教徒では難しいのかもしれません。私は自分の死後、私の骨がどなたかの顎の中でインプラントを支える事ができるなら、個人的にはドナーになっても良いと思います。そのかわり、しっかり埋入してインプラントをインテグレーションさせ、最終補綴ではきちんとした咬合を与えてしっかりと機能するようにして欲しいと思います。
 
 もし、せっかく埋入したインプラントがロストしたり、骨吸収を起こしたりしたら、私はその歯医者の所へ化けて出るようと思います。

 木村剛氏のブログ、アーリーウォーニングこんな記事がでていました。

零細企業にお金が回るか? 
ミドル・リスク・マーケットはこれだけジャブジャブの金融環境にあっても、資金のダブつき感がない。保証協会に頼ろうにも、昔と違って余裕がないから審査が厳格化している。これからは国民生活金融公庫が縮小することになるから、さらに資金へのアクセスは細っていく。
 そんな中、ダメ押しとなるニュースが流れた。1月13日、最高裁で利息制限法が定める貸出金利の上限15%以上の金利について、「事実上、強制されて支払った場合、特段の事情がない限り無効」とする判決が出たのだ。貸出金利の上限を規制する法律は二つ。一つは利息制限法で、貸出金利が15%(100万円以上)を超えてはならないというもの。もう一つは出資法で、29・2%の金利までなら刑事罰の対象にはならないと定めている。
 これまでは、借り手が自分の意思で超過金利分を支払った場合には適法とされてきたから、ほとんどのノンバンクは「グレーゾーン」と呼ばれる15?29.2%の金利帯で零細企業に貸し出してもうけてきた。しかし、前掲の判決をきっかけに、利息制限法を超える貸出金利部分は訴訟が提起されるだろうし、金融庁も法令の運用を厳格化する方針と聞く。

 橘玲氏の「雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays」という本に、「法定金利が決まっているから闇金融がはびこる」という理論があったように思います。ハイリスクな借り手に対して高い金利を要求する事を法律で禁止するのは簡単なのですが、ハイリスクな借り手が合法的に資金を調達する道を断つ事になります。

 回収リスクがある零細企業には高い金利で資金を貸し、リスクが低い大企業には低い金利を提示するのは資本主義の原理から考えれば適正な営業活動だと思います。アメリカでは将来的に見込みのありそうなベンチャー企業に投資を行う、いわゆる「エンジェル」と呼ばれる人たちがいます。もちろん、エンジェルも慈善事業ではないので、銀行よりずっと高いリターンを要求します。また、エンジェルとなるのにも収入や資産(年収30万ドル以上、個人資産100万ドル以上)に制限があって、資格のないエンジェルから融資を受けた企業は株式の上場に制限が加えられています。つまり、投資家も企業も保護されるようなシステムが出来ています。

 このようなシステムが無いままに貸し手のリスクが高い零細企業やベンチャー企業の最高利率を下げれば、ノンバンクはこのような会社への貸し出しをストップします。そうなればこのような会社の取るべき道は2つ。倒産するか法外な金利を要求する闇金融に手を出すかです。

 現状ではノンバンクは審査を厳格にして金利を決めて零細企業に貸し出し、零細企業も調達した資金からそれ以上の利益を上げて返済をしている筈です。審査が甘くて借り手が倒産してしまえばノンバンクは損をしますし、審査が厳しすぎれば借り手は他のノンバンクに行ってしまいます。市場経済のバランスが働いている訳です。

 政策としてこのシステムを壊すなら、ミドルからハイリスクの金融マーケットのシステムを整備してからにして欲しいと思います。

 日本でベンチャー企業が育たない原因の一つは「高利貸しは犯罪」という偏見があるように思います。

 昨年の10月、ダニエル・アンドリュー・ウォルコットはフロリダ州オーガスティンの空港から700万ドルのジェット機を盗んで捕まりました。現在は裁判のためジョージア州ローレンスビルの拘置所に拘置されています。ウォルコットの両親は昨年の11月から息子にデンタルフロス(糸ようじ)を差し入れようとしていますが、拘置所の規則で拒否されています。そのため、両親はウォルコットは歯肉炎になり歯周ポケットが深くなっていると抗議していました。
 拘置所側は2月28日にウォルコットを別の房に移しました。その房のもう一人の拘置者、バート・コービンはなんと自分の妻を殺害した容疑で拘置中の歯科医師でした。ウォルコットはすぐに親知らずを抜いてもらったそうです。拘置所の関係者によると「コービンは『経験をつんだ歯科医師』であり、ウォルコットに何か問題があればすぐアドバイスができるので同じ房に移した」そうです。
local6.comより

 ジェット機を盗んでフロリダからジョージア州まで操縦したのですから、ウォルコットはパイロットの免許があるんだと思います。いくらアメリカとは言ってもジェット機ですから簡単にどこかに隠しておく訳にも、売り飛ばす訳にも行かないですよね。どうするつもりだったんでしょうか。

 ウォルコットの両親も息子の歯肉炎の心配までしてくれるありがたい親なんですが、その前に息子の教育を間違ってないかと思います。妻を殺害した容疑の歯科医師コービン、「逃亡者」みたいに冤罪って事もなさそうです。

 あまりにキャラが濃いメンバーです。

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