先生が生徒に腎臓を提供

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シカゴ郊外にすむ10歳の男の子、Brandon Shafer君が来月、腎臓移植を受けられる事になりました。腎臓の提供者はブランドン君の4年生の先生、Patricia Donohue さん(25)です。ブランドン君のお母さんが生体腎移植のドナーに適さないと判ったとき、ドナヒュー先生はドナー候補の一人として名乗りでました。

 検査の結果、ドナヒュー先生はドナーとして完璧であると判りました。

 ドナヒュー先生は平和部隊に参加した経験があり、腎臓を提供できて嬉しいと言っているそうです。なぜなら、数年前、先生自身の父親が骨髄移植によって白血病から命を救われた恩があるからだそうです。

local6.comより

 2つしかない腎臓の片方を提供しようというのですから、大変な事だと思います。人間の腎臓は予備能力が高いので、日常生活などには差し支えないのですが、

 透析中の患者さんの歯科治療やメンテナンスを行っていますが、ほんとうに日常生活に制約が多くて大変なようです。週に数日、数時間を透析に費やすのは患者さんにとってどれほど苦痛かわかりません。アメリカで医学部の硬組織研究所にいるとき、長く透析を続けた結果、二次性副甲状腺機能亢進症からhigh turn over(高回転)に陥り、急激な骨量の減少や線維性骨炎を併発した患者さんが多く受診していました。今でこそ、活性型ビタミンDなどの薬剤がありますので、それほど重篤な状況の方は少ないようですが、閉経後の女性などではコントロールが難しい場合もあったと思います。

 日本では、倫理的に家族か脳死患者からの移植しか認めていないようですが、アメリカでも腎不全で移植を待っている患者さんは多いようです。まったく他人の先生の組織のタイプが一致するなんて、すごい偶然の一致ですね。

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このページは、院長が2006年4月10日 21:14に書いたブログ記事です。

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