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2006年10月22日

●牛肉麺ストリート消滅 - しかし路地の奥に一軒だけひっそりと生息

 台湾鉄道の台北駅そばの鄭州路に「牛肉麺ストリート」と呼ばれている細い路地がありました。幹線道路の忠孝西路から市民大道への一方通行の抜け道でスクーターがバリバリ通り抜ける路地の脇に牛肉麺店がひしめき合い、路地にテーブルを出して牛肉麺を出していました。刃切麺あり、細麺あり、扁麺ありとあらゆる種類の牛肉麺を食べる事ができました。でも、さすがに交通の邪魔になるという事で、台北市の指導によって2004年の末に移転させられてしまいました。古いガイドブックなどにはまだ「牛肉麺街」として出ている場合もあるので、注意してください。もう一カ所の桃源街一帯の「牛肉麺街」はまだ健在です。

ruin.jpg ところが学会のバンケットの時、台北の先生に教えてもらったのですが、廃墟?となった「牛肉麺街」の路地の奥に一軒だけひっそりと牛肉麺店が残っているらしいのです。しかも、なかなか美味しいらしいです。ただし、かなりディープな店らしいのですが、「先生なら大丈夫」だという事で行ってみました。(どういう意味だったのでしょうか?)さっそく、翌日の昼食時に鄭州路に行ってみました。確かに、廃墟となった牛肉麺店があります。でも、看板を見ると近所に移転して営業は継続しているようです。

jungle.jpgでも、目的とする店は鄭州路からさらに奥に入った路地の奥にあります。赤い垂れ幕の指示に従ってどんどん進んで行くと、ほとんどジャングルです。普通なら絶対こんな所へは入ってこないと思います。昔、ダイビングに行ったパラオ共和国を思い出してしまいました。でも、どこからともなく八角の効いた牛肉スープの匂いが漂ってきます。

mien.jpg やっと目的の店に到達しました。路地の奥に厨房があって、路地に椅子とテーブルが並んでいるだけで、店の名前の看板もありません。とりあえず、オーソドックスに牛肉麺の大椀を注文しました。大椀85元、中椀75元、小椀65元とリーズナブルな値段です。テーブルの上には高菜漬けと唐辛子ソースそれに酢の瓶がどんと置いてあります。あと、皮付きの生ニンニクが厨房の前の缶に沢山入っていて、客が取って自分で皮をむいて好みで入れるようになっています。私の前に座っていた男性は4,5片取って入れていましたが、翌日臭くならないんでしょうか?私は、午後のセッションがあったので、辛みソースと高菜漬けだけしか入れませんでした。
 しばらくして、店のおじさんが牛肉麺を運んできてくれました。スープは甘辛い紅焼、麺は平たい扁麺です。台湾の牛肉麺は全体に薄味なのですが、しっかりとスープが出ているのでとても美味しかったです。半分ほど食べて酢を少しいれてみると、さらに味が締まっていい感じです。
mien2.jpg店の造り?はアヤシイですが、若いカップルやタクシーの運転手さんも多く、隠れた名店?かもしれません。でも、地元の人しか来ない雰囲気でしたので、あまり写真を撮ってたりすると迷惑かと思い、路地の入り口から一枚だけ写真を撮りました。左は厨房の拡大写真です。妙に不機嫌そうな感じのおじさんが店主のようでした。

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