2006年12月アーカイブ

 米空軍が中心となって開発が進められてきた「苦痛光線(Pain Ray)」と呼ばれる非殺傷目的兵器の開発がほぼ終了して製品版が完成。早々にも米国内の重要施設や原子力発電所などの施設の警備用に設置される可能性が高まってきた。  米空軍が開発した苦痛光線とは指向性パラボラアンテナで近辺に居る人間に対してマイクロウェーブ(電子レンジなどで使われている高周波電波)を照射するというものとなる。このマイクロウェーブの照射を受けた人間は電子レンジの中でチンされた状態と同じとなり、皮膚の上層部分の水分が沸騰し米軍の資料で用いられている表現だと「intolerable pain(耐え難い苦痛)」や「hurts like hell(地獄の苦しみ)」を味わうこととなり、その場から立ち去さざるを得なくなるという。
Technobahnより

 電子レンジの周波数は2.45GHzなので、実は無線LANやアマチュア無線で使われる周波数と非常に近いのです。人間の体の70%以上を占める水分は1GHz以上の周波数の電波が当たるとそれを吸収して熱に変えてしまいます。

 もちろん、無線LANや携帯電話の出力では熱を感じる事はありませんが、アマチュア無線の出力10Wの2.4GHz帯のアンテナの前に立つと「体が温かく感じる」という話を聞いた事があります。

 普通、電子レンジの前に立っても影響を受けないのはレンジの庫内が電磁的に遮蔽されているからです。波長は約12cmぐらいですから、1cm平方ぐらいの目の網があれば充分に遮蔽出来ます。実際の網がもっと細かいのは、子供が指を突っ込んだりしないためだと聞いた事があります。

 コンビニ等にある業務用のレンジは出力2kwもありますので、発信装置のマグネトロンを取り出し、指向性を持たせるためにCS用のディッシュアンテナに逆向きに取り付ければお手軽に自作可能のようにも思います。泥棒除けにはちょっと物騒ですし、電波管理法に違反しそうな気もします。

 逆に、この装置から身を守るのは簡単な筈です。鉄の網を被ってアースを取っていれば電波を遮蔽してくれる筈です。簡単には傘にアルミ箔を貼付けたものでもある程度の効果がありそうですが、うまく反射してくれないとアルミ箔が燃えるかもれません。また、水分があれば吸収されてしまいますので、厚い木綿の毛布に水をたっぷりしみ込ませんて、頭から被り、一気に突進すれば装置の影響範囲を抜けられそうです。

 積極的に反撃しようと思えば、大きな中華鍋みたいなもので反射させる事もできるかもしれません。どこかからマイクロウェーブ用のパラボラアンテナを外して盾にすれば完璧に反撃出来ます。また、消防車があれば一気に放水する事で電波を吸収したり、マグネトロンを破壊する事ができそうです。仕組みが知れ渡ってしまったら、あまり効果がない装置のように思いますがどうなんでしょうか?

 しかし、「飼い猫を電子レンジで乾燥」という都市伝説でも無いのに、人間に電子レンジ当てようとは、非人道的な話です。

 毎年高額になる福袋。ことしも各百貨店で豪華福袋の発表がありました。

 去年も楽天で2億60万円の福袋が発売されていましたが、今年は2007年にちなんで2億70万円の福袋が発売になっていました。

 去年の2億60万円の福袋の内容は

WGバケットベゼルダイヤ /ブレスダイヤ
 フェイスダイヤ 4Pサファイア メンズ ウォッチ
 定価136,500,000円
ヴァシュロン・コンスタンタン ウォッチ
 定価77,140,000円
Pt900 ダイヤ ペアシェイプ リング
 定価23,415,000円

 しめて定価237,055,000円のところを36,455,000円引きの2億60万円。

今年の内容は

時計界最高峰"パテック・フィリップ"・王道時計"ロレックス"
天才時計師のブランド"ブレゲ"など、8ブランド合計10点の
最高級そして最高品質の時計を集め福袋にしました。
10点総額213,235,750円から なんと!12,535,750円の値引き
新年2007年にちなんで2億70万円!!

 
 時計ばかり10個も持っていてもと思うのですが、誰か買う人がいるのでしょうか?

 他にも1億円の福袋というのもいくつかあるのですが、中に高級羽毛布団四枚組セットで1億円というのがありました。普通の羽毛布団とどう違うのか?と言うと、

世界最高峰と言われるアイダーダックの羽毛と、最高の肌触りのチンチラが組み合わさって、世界でも最高級の羽毛布団が出来ました。

だそうです。

 西川のHPにアイダーダックの説明があります。

アイダーダックは羽枝の先端がスティッキー(カギ状)になっており、このためダウンボール同士がよくくっつきあい、細かな空気層を大量に形成するため保温性に優れます。アイダーダウンは、一般のダウンのように直接水鳥から採取するのではなくアイダーダックの巣から採取されます。ひな鳥が巣立った巣跡から、僅か20gほどのダウンを拾い集め、洗浄し不純物を取り除いたのち入念に精製されます。アイダーダウンはアイダーダックの生息数が少ないことなどもあり、生産量も一定せず平均して年間2,000?3,000kg程度しか収穫することができません。

 なんでも、外敵に襲われないように、親鳥が卵を抱いているあいだは人間がつききりで保護しているとか。たしかに人件費がかかりそうです。でも、通常のアイダーダックの羽毛布団では1枚231万円しか?しません。のこりの2269万円の差額はチンチラの毛皮代なんでしょうか?

 楽天ポイントが100万ポイントつきますし、ダイナースかアメックスのブラックカード(限度額無し)払いなら別にポイントも付きます。航空会社のマイルに変えれば一家四人でハワイにでも遊びに行けそうですが、折角、1億円の布団を買ったら、「寝正月」のほうが良いかもしれません。

 今年もあと一週間、もうすぐ初詣のシーズンですが、こんなニュースがありました。

 初詣でシーズンを前に、インターネット上で「参拝」「祈願」ができたり、お守りやお札を販売したりする試みを巡って、神社界が揺れている。

 全国約8万か所の神社を管理・指導する神社本庁(東京)は、「ネット上に神霊は存在しない」と、今年初めて自粛を求める通知を出した。しかし、導入している神社からは「神社に親しみを持ってもらえる」「遠方の人の助けになる」との声もあり、本庁では頭を抱えている。

 地元で「安産の神様」として知られる高知県南国市の新宮神社。ホームページで「インターネット参拝」を選ぶと、「ネット記帳」の欄が表示される。願い事を書き込み、「私のお願いをよろしく」というボタンをクリックすると、神社に電子メールが送信され、無料で祈願してもらえる。

 森国英夫宮司(64)は「遠隔地でお参りできない人にも神社を身近に感じてもらえる。メールがきっかけで、直接参拝につながる例も多い」と話す。正月には毎年、全国から数十人のネット参拝者がいるという。

 ほかにも、メールを受けて有料で祈願し、後日、お札などを郵送する「ネット祈願」や、ネット上でお守りやお札を買える神社も、数年前から登場している。

 こうした動きに、神社本庁は今年7月、「信仰の尊厳を損ないかねない」と、全国の神社に自粛を求める異例の通知を出した。本庁の瀬尾芳也調査課長は「神霊は神社という場所や空間に鎮座するもので、足を運んでもらうのが基本。ネットの有効性は認めるが、仮想的、疑似的な側面が広がりすぎると、本来の信仰の形が崩れる」と説明する。

 だが、通知後も推進派は少なくない。10月からネット上でのお守り販売を始めた東海地方の神社の宮司は「地方の小さな神社にとってネットは有力な手段。ネットだから心がこもっていないとは言えないはず」とし、メールでの祈願を受け付ける関東地方の神社の宮司も「海外から『お守りを分けてほしい』というメールも来る。営利目的ではなく、信仰の尊厳を傷つけているとは思わない」と話す。

 これまでも、病人などには電話や手紙でお守り、お札の販売を受け付ける神社は多く、「手紙はよくてメールはダメというのはおかしい」という意見もある。本庁では、研究を重ね、来年にはネット利用の指針か報告書を出す方針だ。

 井上順孝・国学院大教授(宗教社会学)は「お札だって木や紙に印字したモノであり、どこに神聖性を見いだすかは受け手の判断によっても変わる。技術は日々進歩し、一律の統制は難しいが、指針を作るなら、『尊厳とは何か』という視点を踏まえつつ、現場の神職や氏子の意見も取り入れるべきだ」と話している。


(2006年12月16日14時32分 読売新聞)

 神道では山河、海、森、気象などいわゆる全ての事象に神が宿ると(所謂、八百万の神)していますので、ネットに神霊が宿ったとしてもおかしくないかもしれません。うちの父は設計事務所をやっていた現役時代、お正月になると構造計算用のPCの前にお雑煮とお飾りとお神酒を備えて拝んでいました。父の大事な仕事の道具であるPCにも神は宿っていたのかもしれません。

 高知県南国市の新宮神社のHPからは実際に願い事を書いて参拝ができるようになっています。ネットで治療が出来ない歯科医院に比べると画期的なシステムかもしれません。神社本庁では「仮想的、疑似的な側面が広がりすぎると、本来の信仰の形が崩れる」と言っているみたいですが、お屠蘇で酔っぱらって初詣に行くよりは(私の事です)、こころを込めて願い事を書き込んで「お参りする」ボタンを押す方が神様に対する敬意がありそうにも思います。

 アメリカにはTV evangelistと言われる人がいて、日曜日の朝からケーブルテレビの時間帯を借り切ってミサをやっています。もちろん、献金はクレジットカード払いです。

 ネット参拝でもお賽銭が入れられればと思いますが、技術的には現在のシステムで対応出来るはずです。日本だとSuicaとかEddyとかの小額決済システムが充実していますので、明日からでもバーチャル神社が開設できそうです。

elf.jpg

走れそりよ 風のように 雪の中を 軽く早く」この冬、カリフォルニア州オレンジ郡ではジングルベルの歌詞のようにはいかないようです。Operation ELF : Enforcing Limits and Fining speeders(妖精作戦:制限速度遵守と違反者検挙)と名付けて妖精のコスチュームを来た捜査官が高速道路脇でスピードガンを使って速度違反車両を取り締まっています。違反車両を見つけると白バイ隊員に無線連絡し検挙します。火曜日の取り締まりではたった二時間の取り締まりで150枚以上の違反切符を切りました。
 ホリデーシーズンのシンボルを取り締まりに使うのは良くないとする意見もあります。「だから、サンタクロースじゃなくて、妖精にしたんです。妖精はイタズラな行動をするイメージがあります。オレンジ郡でスピード違反をするとコーナーには何が隠れいてるかわかりませんよ。」と、オレンジ郡の保安官 Ken Wyneさんは言います。
 Operation ELFはホリデーシーズン中は続行予定です。
local6.comより

 妖精役の保安官がどう見てもおじさんなので思わず笑ってしまいました。スピードガンの三脚はクリスマスツリーに偽装してますので念が入っています。昔は脳血栓などで倒れたり半身不随になったりした人は、elf shotと言って目に見えないelfの矢が当たったと言われていたそうです。せっかくの楽しいホリデーシーズンにElf shotならぬ、Elf ticketをもらっては楽しい気分も台無しですね。

 お正月休みにフロリダへ旅行される方はエルフには充分ご注意ください。

 資格外活動:中国人留学生がネット販売…逮捕 1億円送金

 留学生の資格で入国しながらオンラインゲームのアイテムなどをネットで販売していたとして、熊本県警などは22日、熊本市渡鹿の中国人大学生、王悦偲容疑者(23)を出入国管理法違反(資格外活動)容疑で逮捕した。これまでに約1億5000万円を売り上げ、1億円以上を中国に送金していたとみられている。

 調べでは、王容疑者は04年4月に留学生の資格で入国。在留資格を変更せずに06年4?5月、オンラインゲームで使われる武器や通貨をインターネットオークションなどで販売し、約600万円を売り上げた疑い。容疑を認めている。

 王容疑者が頻繁に海外送金するのを不審に思った金融機関から8月に通報があり、県警が調べていた。
 毎日新聞より

 逮捕されたのは11月だったのですが、今日のローカル新聞にその後の追跡取材記事が出ていました。王被告(すでに起訴されて被告になっています)は主にリネージュIIでアデナを稼いではネットオークションで販売( Real Money Trade:RMT)していたようです。

 最初、このニュースを読んだときは日本国内の中国人留学生にプレイさせていたのかと思っていました。ところが王被告は中国国内の会社と契約して中国国内で安い人件費で数百人の若者にプレイをさせ、仮想通貨やアイテムを集めていたそうです。

 人件費の安い中国人を使ったRMT対策から多くのオンラインゲームはIPアドレスの識別によって自国外からのアクセスを制限しています。リネージュIIも日本国内からのアクセスしか受け付けないのですが、王被告は自分のアパートにプロキシサーバーを立て、そこを中継地点にして中国からプレイさせていたそうです。

 また、リネージュIIを運営するNCJapanも不正監視を行なってアカウントの凍結(Account BAN)を行なっていると発表しています。しかし、王被告は毎週、数百万円を中国に送金していたそうですので、どう考えても凍結されたアカウント数から、摘発されているのはほんの一部だけだと思います。

2006年のアカウント凍結数
アカウント凍結数
2006年 11月 2,919
10月 5,360
9月 1,783
8月 7,874
7月 5,811
6月 2,632
5月 4,264
4月 1,636
3月 5,312
2月 6,960
1月 4,144


 一つのアカウントで毎日ノンストップで連続してプレイしていたり、得た仮想通貨を対価を求めずに誰かに渡したりと、特定のプレイパターンがありそうですので、本気で監視すればRMT目当てのアカウントは簡単に識別可能な様に思います。やたらにRMTで装備強化されたキャラクターが増えるとゲームバランスが崩れて初心者が参加しにくくなる一方、RMT目当てのアカウントでも運営会社にとっては課金が得られるお客さんという事もあって、充分に摘発がなされていないと指摘する声もあります。

 ちなみに、王被告が逮捕されたのはRMTを行なったからではありません。留学生資格で経済活動を行なった、入管難民法違反です。もし、日本人が同じ事をやったとしてもRMT自体は違法行為にはならないようです。もっとも一ヶ月プレイし続けても得られる仮想通貨はRMTで売っても3000円ほどだそうですので、バイトとしては割にあいません。

 RMTの他にも、キャラクターのレベルアップを請け負う会社なんかもあるようですが、人にプレイしてもらってレベルを上げて楽しいのでしょうか?

 子供たちが塾で家にいなかったので、ひさしぶりにDVDを借りて来て24 シーズンIVを見ました。最近忙しくてまだシーズンVに追いついていません。

 ストーリーにはあまり関係ないのですが、監視ビデオの記録を確認するためにジャック・バウアーが警備会社まで行くシーンがありました。CTUはいつも好き勝手に監視ビデオの画像をオンラインで監視しているんだから、わざわざ行く必要は無いだろうと思います。シナリオライターもそう思ったらしく、「なんで、わざわざ行かなくてはならないんだ?」「警備会社がオンラインじゃないんです。送ってもらっている時間が無いんです。」という妙に説明臭い台詞がありました。

 ともかく、警備会社に行くと映像はビデオではなく、動画ファイルに保存されているようです。セキュリティの関係でわざとインターネットに接続しない会社は多いのですが、社外のパーティ会場の監視カメラの映像は専用回線なんでしょうか?

 人物を特定出来そうになった直前に敵に襲われてしまいます。瀕死になった警備会社の社員にデータをコピーする方法を聞くと、「フラッシュメモリにコピーしろ。オレのポケットの中にある。」だそうです。

 フラッシュメモリーにコピーできるぐらいならネット経由で送れよ!とつい突っ込みを入れたくなるシーンです。24ではジャック・バウアーはPDAに色々なデータを送ってもらったり、衛星で犯人の車を追跡したりしますが、本当にそんな事できるの?というようなシーンも沢山あります。

 アメリカでも同じような事を考えている人がいるらしく、useit.comUsability in the Movies : 映画に出て来る(IT機器の)操作性 - 10大NG集という記事がありました。

1. ヒーローはどんなユーザーインタフェイスでも即座に使いこなす。
(The Hero Can Immediately Use Any UI)

 どこかの会社に侵入(もしかして外国や異星かもしれませんが)した時、映画の主人公なら1分以内に完全にシステムやアプリケーションの使い方を理解してしまいます。おそらくこれが映画が描く最も非現実的なシーンです。

 いや、たしかにどんな会社でもOSにWindowsを使っていて機密書類をWindows Wordで保存してくれていれば問題ないんですけれど。この間、学会で台北のホテルに泊った時、必要があってビジネスセンターでPCを使わせてもらったのですがキーボードが中国語配列ですごく苦労しました。少なくとも私はヒーローにはなれないみたいです。

2. タイムトラベラーでも現在のシステムを使える
(Time Travelers Can Use Current Designs)


 過去から来た人が現在のシステムを使える筈がありません(Macintoshユーザーは多少有利かもしれませんが)。未来から来た人なら現在のシステムを使えると思うかもしれませんが、例えばDOSのコマンドラインを見たことの無い人がDOS時代のコンピューターを使いこなすにはずいぶんと時間がかかる筈です。

 私はかろうじてMS-DOSのコマンドラインのコマンドをいくつか覚えていますので、MS-DOSで動いているPCからフロッピーディスクにファイルをコピーして盗んで来る事ぐらいは出来そうです。しかし、intelの4040とかの機械語になるともう覚えていません。

3. 3次元の入力装置とディスプレイ
(The 3D UI)

 映画「マイノリティリポート」にも出てきましたが、3次元の入力装置があったとして、ずっと手を空中に上げていると疲れます。表示装置も10年以上前から3Dのディスプレーがありますが、実用性はありません。3Dはデモ用、2Dは仕事用です。

 20年以上前にCTの3次元画像表示が可能になった時、放射線科の教授が同じ事を言ってました。「3Dは患者さんに説明するのには良いけど、診断は2Dだよ。」そう言えば私もインプラントのCT画像の診断は2D画像で、患者さんへの説明は3D画像で行なっています。

4. データの規格統一が簡単
(Integration is Easy, Data Interoperates)

24でジャック・バウアーはCTUに電話していろいろなビルの設計図を送るように頼みます。外部からファイルがCTUのメインフレームに転送されると、ジャックは彼のPDAへ転送してもらいます。そして、「奇跡中の奇跡」なんですが、そのファイルは何もしなくても読み込み可能です。(さらには転送速度は貧弱なアメリカ国内のモバイルネットワークの速度からすると恐ろしく高速です。)

 そもそも、国内のビルの平面図を管理している部署(消防署か建築基準監督署でしょうか)が本当にあれば、統一された画像形式でどこかに保存されている筈です。それに、どこかのビルに突入というのは24の世界では日常茶飯事です。だとすると官給品?のPDAにデータ転送して表示できてもおかしくないようには思います。平面図も画像データーじゃなくてベクトルデータで転送すればデータ量が圧縮できますが、国内にある全ての建物の平面図をベクトルデータに変換するという難題は残りそうですね。

5. アクセス拒否/アクセス承認のダイアログ
(Access Denied / Access Granted)


 使用権限の無いシステムに侵入して、ヒーローがパスワードを試すと、大きなフォントで「アクセス拒否」と表示されます。でも、大惨事がおこる数秒前、ついに正しいパスワードを入力すると「アクセス承認」というこれまた大きな表示がでます。普通のシステムだったら、パスワードが正しければ「アクセス承認」なんてダイアログを表示せず、すぐにアプリケーションのホーム画面が表示されます。

 そう言えば、そうですよね。ただ、ソニーバンクのオンラインシステムはログイン後に「パスワードを確認しました」画面が出ます。その時、パスワードを設定してからの日数が出て、定期的にパスワードを変更するように求められます。もちろん、フォントはそんなに馬鹿でかくはありません。

6. 大きなフォントサイズの文字
(Big Fonts)


 「アクセス拒否」ダイアログに加えて、映画に出て来るコンピューターの画面のフォントは必要以上に大きいです。もちろん、観客が読みやすいようにという配慮なのですが、実生活ではほとんどの場合、小さすぎるフォントサイズに悩まされる事の方が多いのです。

 
 そういえば、CTUのログインダイアログのフォントも異常に大きいですね。スパイをしている同僚のアカウントにログインするとき、フォントが大きいので5mぐらい離れていたのに、「あんた、今、私のアカウントにログインしてたでしょう?」と見つかってしまいます。だいたい、IDが簡単に読まれてしまうのもセキュリティ上問題だと思います。

7.スタートレックの話すコンピューター
( Star Trek's Talking Computer)

 例えばスタートレックに出て来るコンピューターでは文字出力よりずっと情報量の少ない音声入出力が使われています。データ量から考えると3Dインタフェイスよりさらに情報量は少なくなります。

 Macintosh OSXだとSpeech機能を使えば不完全ながら音声入出力が可能です。読み上げはそこそこ判りますが、認識のほうは気合いを入れて発音しないと認識してくれません。キーボードのショートカットのほうが100倍便利です。

8.リモコン(魔法のコントロール)
Remote Manipulators (Waldo Controls)


Tomorrow Never Dies(ツゥモローネバーダイズ)でジェームズボンドはBMWの後部座席からエリクソンの携帯電話型のリモコンで車を操作して悪人を振り切ります。車の運転をする時にハンドルやアクセルの替わりにタッチパッドやジョイスティックを使わないのは、単にハンドルやアクセルが優れたコントロールシステムだからです。

 友人にラジコンマニアがいますが彼のスティックさばきを見ていると、1:1の縮尺のラジコンがあれば充分運転できそうな気がします。実際に福祉車両としてジョイスティック車が市販されているみたいですが、悪人の車を振り切れるかどうかかは判りません。

9. You've Got Mail is Always Good News


映画では重要なe-mailしかメールボックスに届いていません。実社会では底なし沼のようなスパムメールや締め切りを過ぎた仕事の催促、クライアントからの際限無い要求のメールなどで溢れています。

 今、私のメールボックスを見てみたら14通のメールと150通のスパムメールが来ていました。14通のメールのうち、本当に重要なのは1通だけでした。

10.「これはUNIXだわ。簡単よ。」
"This is Unix, It's Easy"

 

ジュラシックパークで12歳の女の子がパークのセキュリティシステムを操作して皆を助けなくてはならなくなってしまいます。彼女は端末に向かうと不滅の台詞を言います。「これはUNIXシステムだわ。私、どうすれば良いか知ってる。」
 12歳の女の子がUNIXに詳しいかどうかは別にして、彼女はviエディタを使わなくてはならなかった筈です。悪名高いバラバラなユーザーインターフェイスを考えるとシステムの使い方を学ぶのにはかなり時間が必要な筈です。

 viエディタ、昔使ってました。コントロールキーの組み合わせを覚えてしまえば何とか使えるんですが、できればもう二度と使いたくないです。

 まあ、所詮は映画なんで虚構の世界なんですが、このような誤解が広がる一般の人が自分の能力が低いと思い込んだり、あまり実用性のない音声入出力や3Dデバイスの研究開発に期待が集まったりというような問題があると指摘しています。

 以前、前田歯科医院の公式HPはブログではなく、Dreamweaverで作成して公開していました。
そのサイトhttp://e-ha.infoはほとんど更新もしていないのですが、まだ検索にかかるらしいので、そのままにしてあります。

 そのサイトには「院長の日記」というページがあってnickyというフリーのcgiソフトで日記を書いていました。フリーですし、コメントやurlの自動リンク機能もあってとても便利なcgiで動作も安定していました。結局、このcgiを3年ほど使っていました。また2004年にはnickyにnickyにトラックバック機能を付加するtb.cgiが公開され、TBを送受信することが可能になりました。もちろん、さっそくインストールして使っていました。

 長く続けていた日記ですので、時々コメント欄に友人や患者さんからコメントを頂いたり、引用させていただいたサイトにトラックバックを送ったり、引用して頂いてトラックバックして頂いたりと、ほのぼのと平和にブログを続けていました。

 ところが、今年の始めからコメントスパムが酷くなり、ついにはコメント欄を閉じざるを得なくなってしまいました。その後、maedashika.jpドメインを取得したのを機会にサーバーを移動し、Movable Typeでブログを構築してe-ha.infoの日記の更新をストップしてしまいました。

 ところが先日、すっかり忘れた頃にサーバーから自動発送のメールが来ました。「規定の転送量を越えています。」だそうです。アクセスログを開いてみると通常の転送量の100倍近いトラフィックが記録されています。

 なにか、とんでもない失言でもして2chででも「晒されて」いるんじゃないかとちょっと心配しましたが、アクセスが集中しているのはtb.cgi、nickyのトラックバックのようです。同一の海外サイトから10分に1回ぐらいの頻度でスパムトラックバックの書き込みがありました。

 このままでは、サーバーを共有する他のドメインの方に迷惑をおかけする可能性が高いので、tb.cgiを消去してしまいました。その結果、なんとか転送量が通常レベルに落ち着きました。これがそのときのログです。
attack.jpg

 15日にtb.cgiを削除したので、翌日から棒グラフがほとんど見えないぐらいに落ちているのが判ります。これでも一日1500Hitsぐらいはありますので、トラックバックスパムが如何に酷かったがわかります。

 さっそく、サーバーの管理人さんにはお詫びのメールを出しておきました。幸い、快く許していただきましたので、トラフィックのリミットを超過した料金は請求されないようです。

 アメリカの会社なんですが、e-ha.infoは歯科医院の公式ホームページですから、威力業務妨害にあたるのではないでしょうか?

 せっかく、多くの皆さんから頂いたコメントやトラックバックを消去せざるを得なかったのが悔しくてなりません。

 ブログをやっていると、毎日毎日、うんざりするぐらいの数のトラックバックスパムやコメントスパムが来ます。

 このブログの方針として「このブログに引用とリンクが無いトラックバックは受け付けない」「本文に関係の無いコメントは受け付けない」事にしています。コメントやトラックバックをしようとすると説明が出るのですが、多くのスパムはお構い無しに送りつけられてきます。

 これはgoogleのpage rankが「どれだけ多くのサイトからリンクされているか」によって上下するためです。有名な(ページランクが高い)サイトからリンクがあれば、それだけページランクが上がって検索された時に上位に表示されるからです。

 中にはスクリプトを使って無差別にトラックバックスパムやコメントスパム爆撃を行なうサイトもあって、どれぐらいのリソースが無駄に消費されているのか判りません。最近ではコメントスパムに埋め尽くされて廃墟と化した掲示板に出会う事もよくあります。まるで、腐海に飲み込まれた森のようです。

 「GoogleがPage Rankアップを目的とするスパムに対策を講じてくれなければ大変な事になる」と言われなが
ら、ずっと何の対策も講じられてないようです。BLOG界の出来事様に2005年の各ブログの対応が出ていますが、ドメインやIPアドレスを拒否すると、spam側もすぐに別IPやドメインで対抗するといういたちごっこです。

 私のこのブログにもlivedoor.bizとseasaa.netの複数のブログから大量のスパムが送りつけられてきます。その都度、個別のブログをブラックリストに登録していたのですが、15分おきとか一日100件とかついに追いつかない量になってしまいました。

 そこで、思い切って最終手段を取ってしまいました。livedoor.bizとseasaa.net丸ごとブラックリスト登録です。もし、この二つのどちらかのドメインでブログを開設されていて、トラックバックして下さる方には申し訳ありませんが、livedoorとseasaaが本気でスパムブログを閉め出すまでは解除できません。

 もっともシーサーはトラックバックスパムを通告すれば警告してくれるらしいのですが、潰しても潰しても次々と作成されるスパムサイトには無意味のようです。

 スパムを送って来るサイトはほとんどがアフィリエイト目当ての情報サイトです。そのようなサイトは相互にトラックバックスパム満載状態で読むに耐えない状況です。以前のエントリに書いた「自動文書作成」のサイトもいくつかありました。「共食いする地獄の亡者」状態です。

 バイオハザードのゾンビ並みに湧いて来る、アフィリエイト亡者除けの「強力アイテム」は無いのでしょうか。

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