●実は根拠が無かった「納豆ダイエット」
「納豆ダイエットがブームで食品売り場の納豆が売り切れ状態」、という記事を今朝の新聞で読みましたが、実は番組自体が全く架空のデータを元に制作されていた事がわかりました。
関西テレビ放送(大阪市)は20日、納豆のダイエット効果を取り上げた7日放送の情報番組「発掘!あるある大事典II」で、実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していたと発表した。
1. ダイエット効果を示す写真で実験の被験者とは関係ない写真を使った。
2. テンプル大学アーサー・ショーツ教授の日本語訳コメントで、「日本の方々にとっても身近な食材で、DHEAを増やすことが可能です!」「体内のDHEAを増やす食材がありますよ。イソフラボンを含む食品です。なぜならイソフラボンは、DHEAの原料ですから!」と言った事になっていたが、ぜんぜんそのような発言はしていなかった。
3. 番組内で使用した被験者のコレステロール値、中性脂肪値、血糖値、血中イソフラボン、血中DHEA量のデータは全く架空のものであった。
と、まったく根拠が無い架空のデータを元に番組を制作していた事が判っています。
不二家の賞味切れ期限問題でマスコミ各社が不二家を袋だたきにしています。本来、報道機関であるべき放送局が、捏造したデータを元に番組制作をしたのですから、不二家の問題に優るとも?劣らない不祥事かと思います。各局のレポーターは早速、関西テレビに押し掛けてエレベーターの前で社長のコメントを強要したり、社長の家系図を公開して、これが不祥事を生んだ原因だと糾弾すべきです。
そんな事を考えていたら、日本テレビの「世界一受けたい授業」という番組で、
講師:日本大学工学部教授の尾俣定夫先生
日本人が知らない世界の最先端医療 〜痛みなしで虫歯が治る!?〜
というのをやってました。
「ヒールオゾンだろうな」と思ったら、やっぱりそうでした。ヒールオゾンについては、以前のエントリーでも書きましたが、コクラン共同計画の論文的考察に"Ozone should not be considered an alternative to current treatment methods in dental practices."(オゾン療法を現在の歯科の治療法の代替手段として考慮すべきではありません。)と書いてあります。つまり、学術的根拠は証明されていません。
自分の専門外の分野の番組を見ると結構、信じてしまうのですが、自分の専門分野の番組や報道を見ると、「テレビって実は結構いい加減」という事がよく判ってしまいます。