2007年3月アーカイブ

 ブログをやっていると毎日毎日すごい数のトラックバックスパムが送りつけられてきます。MobableTypeのプラグインで多くのスパムはブラックリストを使ってフィルタリングされるのですが、スパム業者も新しいドメインを取ってはせっせとスパムを送りつけてきます。

 ほとんどは処方薬の無許可販売やオンラインカジノそれにアダルトサイトなどですが、昨夜、不気味なHPからのスパムが送られてきました。

 ドメインはis-here-now.info。whoisの検索サービスで調べてみるとニュージーランドで登録されているようです。

 リンク先のページを開いてみると意味ありげな単語が羅列されたリンクが並んでいるだけです。たとえば、あるページの冒頭はこんな具合です。

hungaria
trout fishing flies
complete foil
walt disney cinderella
citrine gold
omega strain
three boxes
tonight work
women full length
jamal lewis jersey
black pickguard

 それぞれのリンクをクリックするとサブドメインにリンクだけが並んだ同じようなページに飛びます。そのまま、またクリックしても同じ事の繰り返しです。

 おそらく、プログラムでサブドメインと無意味なリンクページを大量作成しているのだと思います。さらには外部からのリンクを得るため、スパム発射ソフトで無差別にスパムコメントやスパムトラックバックを送りまくっているのだと思います。

 こんな事が横行しているのもGoogleの表示ランクが被リンク数(どれぐらいのHPからリンクされているか)で決まるからです。Googleがこのシステムを見直さない限りトラックバックスパムが横行し続け、検索エンジンの精度が下がり続けるのは目に見えています。

 なんとかならないものでしょうか?

 46年も生きていると日常生活でたまに突然浮かんでは気になるフレーズがあります。特に、同年代の友人と飲んでいて昔話になると昔のテレビの話で盛り上がったりします。さすがに数十年前の話になるとお互いに記憶が曖昧で、決着が付かない事もあります。

 BC(Before Computer)の時代は夜中に別の友人に電話して、「だいじょうぶ!って言って指を開くのは青影だよね。」なんて迷惑な電話をしていた事もありました。反省しています。

 今は、GoogleとWikipediaがあるので大抵の疑問は5分以内に解決します。便利な世の中です。

 ところが、今日は軟弱にもカシスソーダを飲んでいて「そう言えば、昔、『そーだ、そうだいっぺいです。』ってCMがあったよね。」と思い出したのですが、ここから先が難航しました。

 『そうだいっぺい』=『左右田一平さん』というのはすぐに判りました。そう言えば、最近アテントのCMに出ていらしたのを思い出しました。アース製薬のアースノンガス(1975年発売)という殺虫剤のCMだったという事だけは判ったのですが、詳細は不明です。さすがに、YouTubeにも映像は無いようです。

 どんな商品だったのか?どんなCMだったのか?すごく気になるのですが、どなたかご存知ありませんか?

 山口労災病院の外科部長 加藤先生の文章が読売新聞2007年1月25日論点に掲載されました。日本の医療の問題点とその理由について考察を加えられております。転載OKとの事でしたので、私のブログに転載させていただきました。

医療材料費削減-内外格差の是正必要

山口労災病院外科部長   加藤 智栄

 医療費抑制の名目で昨年4月から3.16%の診療報酬引き下げが実施された。日本の医療費は約32兆円でパチンコ産業とほぼ同額であり、国民の命を守るのに決して高いとは思わない。財政再建を掲げるのであれば、医療費抑制の前に無駄の多い公共事業費をもっと削減し、医療費を抑制するのであれば、内外格差が甚だしい医療材料費の
削減を大胆に行うべきである。 

 日本の医療は、技術料が低く抑えられているが、材料費が諸外国と比べて異常に高い。虫垂炎手術を日本で行えば7日間入院で約38万円、ニューヨークではたった1日の入院でも244万円、北京では48万円(4日入院)である。 

 一方、心臓ペースメーカーの内外価格格差は3?4倍である。日本では116?148万円(2004年)、中国では外国製品なら80?100万円で国産品が40?60万円。狭心症の“風船療法”に用いるバルーンカテーテルは日本で17~19万(04年)、米国7?8万。眼内レンズは日本5.2万円、米国1.4万円。冠動脈ステントは日本33.8万円、英国6.4?10.5万円(01年厚生科学研究)。冠動脈ステント治療の総医療費は米国368万8200円、日本174万750円で米国が2倍以上高いが、材料費は日本よりも安い。日本の冠動脈ステント治療費のうち材料費は58%、手術費は14%である。人工関節置換でも材料費が40?50%を占め、手術費は15?17%である。

 一部に「外国製品だから高価になるのは当然」との声もあるが、それは正しくない。ある国産医療メーカーは、日本国内価格の約1/5の価格で自社製品を海外で販売している。たとえば人工肺は日本で1620ドル、アジア210?1000ドル、米国220?950ドル、欧州240?500ドルである。

 医療材料の種類は20~30万種類といわれるが、外国での希望販売価格の1.5倍未満の材料は価格引き下げの対象にすらなっていない。本当に医療費を抑制したいのであれば、材料費の国際比較を行った結果を公表し、適正なる価格設定を行うべきである。医療費のうち材料費が占める割合は約6%なので、仮に現状の半額にすると約1兆円の経費削減が可能と考えられる。

 医療現場では、クリニカルパス(入院から退院までの診療計画書)などを導入し、在院日数短縮、患者1人当り総入院費削減を図っている。たとえば、胆石症手術である腹腔鏡下胆嚢摘出術はクリニカルパスを導入した結果、在院日数が12.5日から5.8日に、入院費用は62万5千円から47万7千円に減少した。当科の在院日数は、02年度
23.4日、05年度16.9日になり、1日平均の入院患者数は02年度38.6人、04年度34.3人になった。在院日数減少の割に入院患者数が減少していないので勤務は年々過密になってきている。

 急性期医療を担っている勤務医は概ね疲れている。当直や緊急手術でたとえ一睡もできなくても翌日通常勤務をしなければ病院経営が成り立たない。リスクを背負って急性期医療を担っている勤務医が、リスクが少なくて収入面で優遇される開業医(2.5倍の格差)に流れていくのは当然である。医療費を増やすことができないならば、せめて優遇され続けている医療材料費の内外格差を是正し、その是正分を、崩壊の危機にある急性期医療につぎ込むのは国民のためであり、政治の責任である。

 春野ことり先生のブログでは、この原因について考察されています。「日本の複雑な流通システム」というのも確かにありそうです。歯科ではここ10年程の間に材料商の営業マンが注文を取りに来る旧来の流通形態から通信販売への移行が進みつつあり、多くの材料の価格が低くなっています。もっとも、それに増して保険点数が低く抑えられていますので、あまり恩恵にはなっていません。

 春野先生は一番の原因としてこう書かれていました。

東京女子医科大学の上塚教授が、とても大切なことをおっしゃっていました。

「日本では、医療機器の価格(償還価格)は国によって決められている。その価格が下がると病院も、業者も利益が減る。そして、国民も、医療費の大部分は医療保険から支払われるため、コスト意識が働かない。」 

したがって、値段を下げる圧力が働かない。

だから、値段が高いまま放置されている

その昔、バイアグラが異例の早さで承認されたのを思い出します。切羽詰ったお役人達がたくさんいたのでしょうね。

つまり、人間、自分の身に直接降りかからない問題には、熱心にならないということです。

私の周りを見ていても、医療費に関してコスト意識を持っている医師は、まだまだ少ないと感じます。


 
 私がこんな事を言うと問題があるかもしれませんが、昔は病院で高額な医療器具の導入を決定する際にはメーカーの営業の「接待合戦」の凄まじさを耳にしたりする事もありました。海外の学会にファーストクラスでご招待なんて事も聞いた事があります。そんなのも材料費に乗ってたり、、、してたかもしれません。

 昨年、YouTubeで圧搾空気で缶ビールを発射していろいろな物を破壊する画像が公開されました。圧搾空気を使ってパイプに詰めたビール缶を発射する仕組みなんですが、破壊力が半端ではありません。ワインの瓶、植木鉢、TV、ラジカセまでバラバラに粉砕してしまいます。

 Beer Canonはちょっと作るのが難しそうですが、最近、アメリカではヘアスプレーやデオドラントスプレーのガスに点火してジャガイモを飛ばすSpud Gun が流行っているようです。構造は簡単ですが、『弾』のジャガイモは100mぐらいは飛ぶようです。

 具体的な作り方もビデオで解説されています。材料はホームセンターに行けば入手可能なものばかりです。

 アメリカ人は行き着くところまで行かないと気が済まない人が多いのか、パワーアップ競争が加熱しているようです。ついにはこんなに威力がある物まで作ってしまったようです。題して、The Last Potato Cannonです。

 もしかして、最初にバラバラになっているのはコンクリートブロックでしょうか?日本でこんな物を作ったら銃刀法違反は間違いありません。Potato Gunについてはlaunching potatoes for recreational purposes(遊びでジャガイモを発射する)限りにおいてはアメリカ国内において、ATFが違法ではないと認定しているようですが、これは絶対にアメリカでも違法だと思います。

 1週間程前、米国メリーランド州Prince George's 郡の12歳の少年Deamonte Driver君が歯周膿瘍の合併症で死亡しました。歯周膿瘍は定期的な歯科治療を受けていない人たちにはよく見られる疾患です。6週間の入院期間中の2回の手術にもかかわらず、顎の膿瘍から脳への病巣感染により死亡しました。

原文

Just over a week ago, a 12-year-old Prince George's County boy died as a result of complications from a tooth abscess -- a kind of infection that is particularly common among people who do not have access to routine dental care. Despite undergoing two operations and spending six weeks in a hospital, Deamonte Driver died after bacteria from the infection spread from his jaw to his brain.
Washingtonpost.comより

 アメリカには低所得者向けの医療保険:Medicaidがありますが、この子の母親の保険は失効していたそうです。また、アメリカの保険は個別に歯科医師が契約する形式になっているのですが、給付の内容が限られている上に、書類の記入が複雑なMedicaidと契約したがらない歯科医師が多いそうです。そのため、Medicaidに入っていても治療してくれる歯科医師を探すのが大変です。

 結局、6週間の入院期間に$250,000もの医療費を費やしましたが、残念ながら救命することはできませんでした。記事に"A routine, $80 tooth extraction might have saved him." (通常の$80の抜歯で彼は救われたかもしれない)とあります。重症化する前に早期発見、早期治療をすれば少ないコストで効果的に国民の健康が維持できる顕著な例かもしれません。

 日本だと抜歯は1200円から2400円(歯の種類によって違います)ですからアメリカの1/8から1/4ぐらいになります。実際の負担額はその3割ですし、低所得家庭や母子家庭には治療援助がありますので、自己負担はありません。Deamonte君が日本に住んでいれば命を失う事も無かったと思います。

 ただし、日本の医療の現状は徐々にアメリカへ近づきつつあるのは間違いありません。現状は日本の医療は医師や歯科医師の低い報酬と長時間労働で支えられOECD加盟国中で最高の評価を得ています。しかし、「聖域なき構造改革」と言いながら高い公共事業費を維持しつつ、福祉・医療予算はどんどん削られてしまっています。(詳細については三重県医師会のHP「日本の医療制度が崩壊する」に詳しく述べられています。)

 地域によっては小児科や産婦人科外来の閉鎖など、すでに医療崩壊が始まっています。このままの状態が続けば日本でも虫歯で死亡する少年が現れても不思議ではありません。虫歯で死なないためには、民間の高い保険料を払えるようにがんばって「勝ち組企業」に就職するか、予防を「命懸け」でがんばるしかないのかもしれません。

 「報道の自由」と「国益」は必ずしも一致しない事もあるようですが、ジャーナリストは自国の不利益になる事もあえて報道すべきなんでしょうか?

 難しい問題です。「国益」を最大限追及すると中国や北朝鮮と同じになってしまうし、「報道の自由」を追及すると外交交渉などで大きな障害となるかもしれません。

 友人から教えてもらったのですが、Googleで「売国テレビ局」と検索するとTBSがトップに表示されるそうです。ついでに「売国新聞」と入力して検索するとasahi.comがトップに表示されます。

 Page Rankが8と高いので(最高は10)上位に表示されるのは判るのですが、なぜ「売国」というキーワードと結びつくのかが不思議です。TBSや朝日新聞のサイトには絶対に「亡国テレビ局TBS」とか「亡国新聞朝日新聞」という単語は入って無い筈です。TBSや朝日新聞が実際に「売国」かどうかは別にして、Googleの検索エンジンの仕組みとして、どうしてこうなっているのかだけが気になります。TBSや朝日新聞を「亡国テレビ局」や「亡国新聞」と名指しするHPからの被リンクを沢山受けているからでしょうか?

 他にもいろいろ試してみましたが、「捏造番組」だとKTV(関西テレビ)がトップに表示されます。

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