P2Pと言うとWinnyとかアヤシイ雰囲気があるのですが、Joostはクライアント同士のP2Pネットワークを使う無料動画配信サービスです。最近まではGmailのように誰か会員の紹介が必要だったのですが、誰でもアカウントを作成できるようになりました。YouTubeでは著作物のアップロードを巡ってTV局との間に熾烈な争いが起きているようですが、Joostはアメリカの3大ネットワークのCBSや、MTVを運営するViacom社から積極的に番組コンテンツや資金を提供を受けています。
多くのチャンネルがあるのですが、すべてオンディマンド配信ですので、途中から見てしまうとか、見逃すとか、始まるまで待つと言ったテレビにありがちなイライラはありません。自宅の熊本ケーブルテレビネットワークのCATV回線(3Mbps契約で大体2.9Mbpsの実効速度が出ます。お得です。)でも滑らかに表示されます。画質はDVDより少し劣るぐらいでしょうか。ウィンドウをすこし小さくするとほとんど画面のざらつきは気になりません。
著作権の問題をクリアするために、配信はセンターサーバーからに限られているとの事です。ただ、クライアント側にキャッシュされているデーターを共有するため、人気コンテンツほど見やすいという仕組みだそうです。これならサーバーからの回線をさほど強化しなくても、滑らかな画像再生が可能になります。
Joostには専用のソフトが必要ですが、これもJoostのHPから無料でダウンロードできます。ちゃんとMac版もありますので、さっそくインストールしてみました。

メニューを表示させています。バックはReuters NewsでMicrosoftのHalo3が発売開始というニュースです。(Halo3はやってみたいけれど、Xbox360は欲しくありません。PC版が出ない物でしょうか?)結構、サイズの大きな動画ですが、カクカクしたり、途切れたりもしません。左のMy Channelsというメニューをクリックするとジャンル毎に様々なチャンネルが検索できます。

右のMy JoostメニューでWidgetを表示できます。Channel Chatは同じプログラムを見ている人がチャットできます。友達と集まってワイワイ言いながらTVを見ている雰囲気ですね。
ホリエモンも三木谷さんもネットとTVの融合を主張していますが、TV側の強力な反発にあって実現できずにいます。このようなオンディマンドのインタラクティブなTV放送?が普及すると、いままでの不便な一方通行のTV放送は衰退して行くように思えます。TVの放送が始まった時、映画関係者は「あんな白黒で映りの悪い小さな画面のテレビは映画の足下にも及ぶ事はない。」と思っていたそうです。TVが映画を衰退に追い込んだように、ネットTVが地上波放送を衰退に追い込む日は近いのかもしれません。